2017年7月10日月曜日

【人生観を揺さぶる1冊】マイケルJフォックスの「ラッキーマン」

マイケルJフォックスのラッキーマン

夜に息子が寝るときに合わせて、
自分もベッドに行って少しの読書をしています。
この時間は仕事関係とかではなく、
完全に肩の力を抜いて読める本をチョイスしています。


ここ最近チョイスしていたのが
マイケルJフォックスの


その少しの積み重ねで
やっとこさ読み終えることができました。


私が中学の頃から
マイケルJフォックスさんが好きだったので、
特別な思いがあります。


なので、終わりが来るのが
寂しくなるくらい
マイケルJフォックスと同じ空間で
生活を続けていたような気持ちになって
読書をしていました。


そんな気持ちになれるのも、
マイケルJフォックスの文章の巧みさ。
本当に読みやすい本です。


スターダムに登っているときの心情。
スターの自分と素の自分との乖離。
未来への不安。
そして、メインとなるパーキンソン病との戦い。


大活躍する裏でこれほどまでに
苦しんでいたとは知る由もありませんでした。
パーキンソン病の症状である手の震えをいかに隠すか。
そのことが精神に与える負担がどれほど大きいか・・・


本当にその時の心情が事細かくリアルに、
赤裸々に書かれていて、
ぐいぐい引き込まれていきました。


決して他人事ではなく、
自分にも寿命ではなく、
病による死というものが襲いかかる可能性は
どれだけ大きいかはわかりませんがあるはずです。

そのことも強く考えるきっかけともなりました。


人生観を大きく刺激してくれる本でした。
かなりおすすめなんでBOOKOFFなどで見かけたら
ぜひ読んでみてください。


アマゾンでも1円で売っているんですが、
1円なんてありえない数千円の価値はある本だって
本当に思います。


マイケルJフォックスを好きだった人は必読書です。



ラッキーマンには続編がありました。
このブログを書き終えて、
そっこうで注文しました。
手元に届くのが相当に楽しみです!