2026年8月7日金曜日

映画『ブルーピリオド』感想|「本当にやりたいこと」が見つかった人間は、才能を超えていく

映画ブルーピリオドを観てのブログのアイキャッチ

映画のブルーピリオドを観た。

東京藝術大学を目指す青年の物語。

自分の心の中から湧きおごる衝動。

心の底から好きなものは何か。

心の底からやりたいものは何か。


それが見つかった人は強い。


東京藝術大学に行っている人は、俗にいう天才、才能に恵まれた人という部類の人もいることだろう。


でも、この映画を観ていてそんな簡単な言葉でくくりたくないと思えた。


心からやりたいことが見つかった人間は、

才能、天才という言葉を凌駕する力を発揮する。


他人が見たら努力と思えることを本人は努力と思わずに

抑えられない衝動としてやってしまう。


芸術家が凄い。絵描きが凄いという職業比較でもない。


どんな職業であれ、この心意気でやっている人がいたら、

みんな尊敬に値する。


清掃業者の仕事だって、本当に自分の心からの衝動が沸き起こって

やっている人もいる。

昔プロフェッショナル仕事の流儀で見た記憶がある。


その人は、ただゴミを回収するだけではなく、

分別が甘い市民を根気よく導いていた。

そして、ゴミを回収するだけではなく、

鴉に寄って散乱したその周囲にあるごみも清掃して回収していた。


他にも気づかいはいろいろあったけど、

これは本気だからこそ生まれた視点、行動だろう。


他人は凄いな

で終わることができない、自分を見つめざるを得ない素敵な映画でした。

2026年7月28日火曜日

友達100人できるかな。

友達100人できるかな?って歌あるけど、

自分は友達多く欲しいとは思わなくて、

けっこう各分野で少数精鋭って感じ。


価値観の違いがあるのは当然だけど、

自分の中では譲れない基準はあって、

価値観が合わない人とは自然と疎遠になっていった。


どっちの価値観が正しいというわけではなく、

それは生き方が違えば、相手は正しいと思って行動し、

俺も正しいと思って行動し、

それが合わなければ疎遠になるってだけ。


合わせないのか?

ってことになるけど、

合わせられる価値観と合わせられない価値観があると思っている。


どんな価値観が合わせられないのか。

全部言語化しようなんて面倒。


ただ、心地よい関係ではないと思ったら心が疎遠になるってところかな。


タイでも知り合いは結構できたけど、

今でも続いている人なんてほんと少ない。


高校、大学もそう。盛り上がるだけの飲み会とかは参加しないから、

時間がもったいなく感じてしまう。

悪く言えば冷めてる。

良く言えば自分の時間を大切にしたいということ。

陽キャ的な人達とは自然と疎遠になったな。


今も続く小、中の友達は濃い。

会うたびに数時間も話し続ける仲間。

お互いの人生について話し合う。


バンコク日本人学校時代の知人も濃い繋がりがある。

会えば数時間、深いところまで話し続ける。


こう書いていて思ったのが

数時間、人生について話し続けらる、高め合える友達が残っているな。


これからの人生、またどんな繋がりができるのだろう。

楽しみでもある。

2026年7月26日日曜日

災愛を観て。

災愛という映画を観に行きました。


主人公の愛されたいという思いが執着になり、

その執着が相手を苦しめる結果に。

そして、相手からの執着が主人公を苦しめるという因果応報。


ストーリー的にはなんかどこかで見聞きしたことがありそうな展開だったけど、

やっぱ映画の中じゃなきゃあり得ない非日常的な天井の無い誇張があるからこそ

恐怖が増して、自分の頭の中にあるなんか似た部分も

引っ張り出されてなんかモヤモヤするような。


ただ、誰もが似た部分を持っているけど、

登場人物は誇張された存在だから、

そこに変に自分や相手を投影し過ぎて

気分をマイナスにし過ぎてしまうのは違うとは思っている。


思っていても、マイナスに物事を捉えてしまいそうな。

だから、映画は面白いけど、インパクトが強いだけに

人の潜在意識に悪い影響も与えるものにもなる。


愛と執着。

執着がゆえの共依存状態。

相手無しでは存在できないもろさ、危うさ。

相手ありきだからこそ、より依存が強くなる。


そしていつか愛は見えなくなり、依存状態を満たすための行動を最優先。

お互いが依存しているから、

徐々に自由に身動きできない状態になり、

最後はお互いが洗脳された状態での幕引き。


洗脳された側の復讐もかなったわけだけど、

スッキリしたとは思えない。


まさに因果応報。


ホラー映画は面白いけど、

人間の脳は情報を現実と非現実を区別せずに蓄積していく。


レモンが目の前になくてもかじった想像すると

唾が出るのはまさに現実と非現実を区別できていない証拠。


きっと頭の中に残酷な描写も現実、非現実を区別せずに

脳は蓄積しているだろから。

だから、さっき言ったけど、映画は面白いけど怖い。


そう考えると、最近見たマイケルジャクソンの自伝映画は

そんな心配する必要なくシンプルに面白かったです! 

また近々、考えたことを残しておこう。

2026年7月25日土曜日

仕事から見えるタイ人気質

毎年1回はタイに帰郷しています。

そして、今年もあと少しで2週間弱の帰郷です。


タイ在住15年近くとなると、別にタイを観光しようという気もなく、

タイにいてもスタバに籠って仕事をする日も多くあります。


それならタイでも日本でも変わらないじゃないか

って自分でも思うけど何かが違う。


ここ数日ふと思い返すと、タイのスタバは『人が心地良い』

って感じているのかな。


自分は日本人として生まれ、日本で仕事をしていました。

そして、異国タイでも生活し、仕事もしていました。


そして再び日本で生活し、仕事をしています。


改めて二つの国を比べると、

自分にとって日本は「生きにくい国なのかも」って考えが...。


何でも手に入るし、役所的な手続きも簡単だし、

サービスの質もすごくいいし、

日本に帰ってきてから、そんなことは考えてもなかったんです。


が、ここ数日さっきみたいな考えが浮かぶように。


ただ、その考えを突き詰めるつもりもなく、

浮かんでも追わず、消えるがままに任せています。


ここ最近は、毎日のようにスタバに行っていて、

日本のスタバも心地よいから通っています。

でも、心地よさの何が違うのかなって考えてみると、

日本の「人の真面目さ、型にはまったような堅さ」なのかなって気がします。


タイのスタバは店員同士が普通におしゃべりをしていて、

仕事している姿が楽しそうでした。


全体的にかしこまっていなくて、どこか自由な感じ。

あと、俺の顔も覚えてくれて、余計な話はあまりしないけど、

なんか人として挨拶してくれる。


日本だと店員と客って感じ。

タイはその垣根を越えてかしこまっていなくて、人と人って感じがします。

それが心地よさに繋がっているのかなって。


日本は客の顔を覚えて話しかけている姿も見かけるけど、

接客マニュアルの一部としての姿のような。

やっぱ客と店員という感じ。

人と人という感じではない。


日本だとデパートでも声色を変えた女性が

「いらっしゃいませー」とか、普段じゃありえないしゃべり方。

接客ロボットって感じの声。


このタイ人の仕事中のおしゃべりを嫌いだ

という日本人にも多く出会いました。

その気持ちはわかります。

ただ、自分には心地よく感じる。


旅行業で仕事をしていたときも

目の前のタイ人スタッフは仕事しながら果物を食べ、おしゃべりをしていました。


仕事は遅い。


が、別に遅くても仕事は回る。


速く回せば売り上げはあがるだろうけど、

別に売り上げはそこそこでも、自分たちの幸せが優先。

人が優先。

生きていることが優先。


仕事は一つの役割であって、人生そのものではない。

生きることを楽しむことを優先。

それが心地よかった。

これが自分がタイに長くいられた理由なのかも。


売り上げ優先、仕事優先の人ならイライラしただろうな。


仕事に対しての厳しさ、極度な真面目さ、

常に急いでいる感じとか、

日本的な働き方が自分には合っていないのかなって思うことがあります。


もっと多く。もっと多く。

より良くより良く。

より早く、より速く。

心が倒れるまでそれをやり続けるイメージ。


そして倒れた人を見下して悪口を言いながら、

また猛烈に走り続ける感じ。


それに、自分が頑張るのは良いけど、

他人のミスを見回って小姑のように取り締まって、

自分の働き方を強要する人もいるし。

窮屈。


みんなでやればいいじゃん。

そう思うような仕事があっても、

日本人の真面目さか、思いやりなのか、自己犠牲なのか。

みんなじゃなくて、今いる人で早く、速くやろうとする。


仕事が丁寧で速くて細かいことは日本の良さ。

が、自己犠牲に伴うストレスというか、

言葉にはし辛いものがあるけど、生きにくい。


またこれを考えているといろいろ嫌になってくるので

考えないようにしたいなって思います。


そうそう。

自営業をしていたときは、ドライバーが何回同じミスをしたことか。

ため息が出るような同じミスを何回も何回も。

笑えてくるほど。


でも、そこまで怒る気持ちにならない自分がいます。

人を強く責める気持ちにはならないし。

言うことは言います。

でも、怒りはしない。


ミスはうまれない仕組みを考えればいい。

ただ、それだけ。

もちろん仕事の存在自体に大ダメージを与えるミスはダメだけど。


そう考えると自分は日本人というよりタイ人気質なのかな。

のんびりしているというか、マイペンライ精神というか。

別にいいよ。死ぬほどでもないし。


なんか、のんびり生きたいな。

タイのバイク屋さん
よくバイクを改造してもらっていたタイのバイク屋さん。人と人でした。