2017年9月23日土曜日

アメリカと北朝鮮の緊迫した状況

安全と空気はただで手に入る。

日本に住んでいると、
この言葉は大げさではなく
疑問を覚える余地なんてないほど安全。

そして、戦争なんてものは
自分たちとは関係ないものだと言わんばかりに
お菓子を食べながら
映画やニュースで見るようなものでした。


最近のトランプ大統領の言葉は
どんどんエスカレートするばかり。

別に、右か左かなんて思想は
自分は全くないけど、
トランプ大統領と金正恩のやりとりは、
後戻りができる状況だと考える方が
楽観的すぎる気がします。

経済制裁で北朝鮮が活動を停止するわけがないのは明らか。
経済制裁だけにとどまらず、
トランプ大統領の「北朝鮮を完全に破壊する」
という言葉は、宣戦布告と受け取られても
おかしくはない。

国連という場での言葉。
さらに拉致にも言及して、
映画の中の大統領が
悪と戦う前に宣言する開戦の意義のごとく。


トランプ大統領は、
「完全破壊」「狂人」なんて言葉を使っている。


まるで、わざと挑発して、
相手の先制パンチを待っているかのようだ。
「ほら殴ってみよろ」
と明らかに実力が上のヤンキーが
格下のヤンキーを挑発するように。


日本はあまりにも平和が当たり前だったから、
今回のやりとりも、
どこかメディア越しに眺めている感がある。


しかし、現実はお菓子を食べながら見ていられるほど、
安全な状態ではない。
自分たちも舞台の上にのっている一員。


少しでも北朝鮮が変な動きをすれば、
アメリカは宣言通りの行動をする
と考える方が現実的。
今までもしてきた。


そのとき、
日本に対して攻撃が無いとは言い切れない。
むしろ、かなり高い可能性であり得ること。


それがいつかはわからないけど、
覚悟はしておく必要がある。


自分たちの人生には終わりがある。
寿命があり、必ず死ぬことはわかっていても、
若いうちは現実味も無く、
死は他人事のように感じることがある。


それと同じように、
アメリカと北朝鮮の衝突は
どこか現実味がなく、
他人事のような感じがしている人が
いるのかもしれない。


でも、日本以外のタイという国から
情報のみで客観的に眺めていると、
いつ有事になってもおかしくはない
かなり緊迫した状況だと感じている。


こんな話は不謹慎だという人もいる。


が、嫌なことから目を逸らしていられる余裕が
どうしてあるのかがわからない。
これだけ緊迫しているのに。


日本には姉がいる。
友達もいる。
絶対に戦争になってほしくはない。
今は、こんな当たり前のことを
こうやって願うほどの状況だということだ。


ただただ、アメリカと北朝鮮の動向を
注視するのみしかできない。

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