2017年10月4日水曜日

保毛尾田保毛男を笑えない余裕のない時代

とんねるずの石橋貴明さんが演じている
保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)


子どもの頃、
これを見て大笑いしていた自分を思い出す。


あれから時は経ち、
あの頃の純粋なのか、無知だったのか、
そんなピュアな感じでは
見ていられない年齢にも時代にもなったんだな
と考えさせられた。



「男性同性愛者を揶揄している」
なんて批判があったようですね。

ようは、
男性の同性愛者をからかっていて、
傷ついた人がいるということですね。


テレビでは、
剥げている人を揶揄している場面を
よく目にしますが、
そこはOKだけど、同性愛は駄目
という線引きがあるんですかね。


それとも、剥げている人は
大らかな心をもっていて、
揶揄された程度ではクレームを入れないのかな。


クラスの中で、
薬の治療か何かで、
薄毛になってしまった子がいて、
周囲の子が「齋藤さん!」
なんて揶揄するなんてことはありそうです。


クラスの中で、
同性愛の子がいて、
「ほもおだほもお」
なんて名前を付けられて、
揶揄されるなんてこともありそうです。


いずれにせよ、
身体的な特徴だったり、
精神的な特徴だったりと、
自分ではコントロールできないことを
揶揄することで笑いにする。


そんな笑いは、
もう時代遅れ。
終焉を迎えたということですね。


保毛尾田保毛男を
バラエティ番組の中の
くだらないことだって
笑い飛ばせないものかな。

「くだらねー」
って笑い飛ばせないかな。


腫れものに蓋をするように、
すぐに差別だと騒ぐ人がいるけど、
自分は差別していないんだろうか
と振り返ってみるのも大切なんだろう。


教育者という立場は別として、
少しさびしいような・・・

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