2017年10月19日木曜日

富士のように自分を創り上げる!宮本武蔵から学ぶ


寝る前にちびちびと読んでいる小説
宮本武蔵」は終盤の6巻となりました。

全8巻なので、最後がわかっていても
ちょっともったいないような気もしつつ、
噛みしめるように読んでいます。


宮本武蔵は、男であれば、
その生き方に憧れを抱くはずの
歴史上の偉人です。


もちろん、史実ではないので、
吉川英治さんが書いた小説の宮本武蔵が
人気があるわけです。


読んでいれば、
様々な気づきがあるのですが、
今夜、読んでいて、
ふと目に留まる文がありました。


「あれになろう、これに成ろうと焦るより、
   富士のように、黙って、
 自分を動かないものに作りあげろ。

 世間へ媚びずに、
 世間から仰がれるようになれば、
自然と自分の値打ちは
 世の人がきめてくれる。」


私の心にぐっと響いた言葉でした。



自分の想いと一致する
なんていえばかっこいいですが、
おぼろげな思いに言葉をもらった気分です。


小作な手段で目先のことに
一喜一憂している自分はまだまだいます。


でも、冷静に考えることができているときは、
枝葉に気をとられているのではなく、
根っこを育てていかなければ
という思いが強く沸いてきます。


自分にとっての根っこを育てるとは
どういうことなのか。

ここについても
もっと掘り下げて考えていかなければならない。


その根っこを育てるということに
強い意味を持たせるためには
どんな果実を手に入れたいのか
ということで変わります。


だからこそ、
闇雲に動き回るのではなく、
どっしりと富士のように構えるために、
自分の立ち位置を見つめる必要がある。


そんなことを考えていました。

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