2017年11月2日木曜日

体調が崩れても働けるほど好きな仕事


今朝はちょっと調子が悪く、
鼻水は多く出るし、
体がちょっとだるかったです。



でも、人体ってうまくできているな
と感じるのは、
授業前になると、
全くそんな体調の悪さが消えるんです。


不思議なくらい何もなかったかのように。


そして、授業後もその体調の良さが続き、
寝る前くらいになると
どっと疲れが出てくるんです。



たぶんアドレナリンのようなものが
分泌されているんでしょうね。



好きなことを仕事にする良さ
ここにあるんじゃないかなって思います。



どうにか休む理由を探すのではなく、
休みたくないという心の奥底にある願望が
アドレナリンを刺激してくれるのかもしれません。



思い起こせば、
長い教員生活で、体調を崩して休んだことは
1回だけあったかな。。。


よっぽど悪くない限り、
絶対に教室に立っていました。



朝から体調が悪く、
中休みにトイレでリバースし、
昼休みには保健室を借りて、
仮眠して、掃除の時間も指示を出して、
保健室で寝て、
午後の授業をしたという日もありました。


本当はそんな体調では休んだ方が良いんでしょうけど、
どうしても1日も無駄にできない
という思いから学校に行くことを選びました。


声が出ない日もありました。
うそではなく、本当に声帯が荒れてしまって
閉じることができないのか、
かすれたひそひそ話のような声しかでない状態。


体育用の拡声器を使って、
1日授業をした日もありました。


懐かしい思い出です。


営業時代は、
死んだ魚のような目をしてオフィスに行って、
ドアを開けたら作り笑いの空元気の挨拶をし、
言いたくない社訓を大声で唱和した日もありました。


何が辛かったかというと
人生を浪費している気がしたからです。


長い人生の20才から60才くらいまで働くとして、
40年も仕事に費やすわけです。


それをお金のためだと割り切って、
好きになれない仕事を続けることに
我慢できませんでした。


1度しかない人生だから
老後の20年が幸せならいいじゃん
とは思いたくなかったのです。


だから、好きな仕事である教師になり、
体調を崩しても働きたいと思えたことは、
賛否両論あったとしても、
自分の中では幸せなことでした。


ただ、もう40歳を超えたんで、
さすがに無理は禁物かなと思いはじめました。


しかも私が倒れたら変わりがいないので、
倒れるわけにもいきません。


健康管理。
そんな仰々しいことはできませんが、
せめて体の声には素直に行動していければな
って思います。



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