2017年11月9日木曜日

怒鳴る、泣く、叫ぶ。すぐ感情的になる相手にどう接していくべきか。


タイのドラマが流れているのを
チラッと見ると女性がヒステリックな叫び声で
泣き叫んでいる場面がよく出てきます。

たいていが喧嘩です。


今朝もわが家の近くで、
男性と女性が喧嘩をしていました。


家を出るときに見かけて、
男性が女性の服を軽くひっぱっていて、
女性は怒りながら、
それを払いのけて、
行くわけでもなく、
留まるわけでもなく、
何かののしるような声を荒げていました。


で、用事が終わって
戻ってくると、
まだ喧嘩していました^_^;


日本のドラマで、
そんなに気がふれたように
泣き叫ぶ場面ってそうないんで、
大声で喧嘩するというのは
タイの文化の1つな気がします。


自分は声を荒げて喧嘩することなんて、
全くないんですが、
あったとしても、我が子を叱るときの
最終手段ですね。



そもそも、感情的に怒鳴るという行為が苦手で、
怒鳴っている人を見るのも、
怒鳴るのも嫌なんです。


たぶん、自分の父親の影響なのかもしれません。


感情的に怒鳴る人は、
それで自分の目的を叶えようとしているわけです。


で、怒鳴られて従ってしまう人がいるから、
怒鳴る人は、その方法に味をしめて、
これからも怒鳴り続けるんだと思います。


怒鳴られる人は、
怒鳴る人が悪いと思うでしょうが、
怒鳴られて従う人がいるから、
怒鳴る人が生まれるから、
どっちもどっちだと思うんです。


弱い犬ほど良く吠える
なんて言葉があるけど、
本当にそうだと思っています。


思考が浅くて、言葉で筋を通せないから、
そのプロセスをいっきにかっ飛ばして
怒鳴るという最終兵器を持ち出して、
言うこときけ!という感じなんだと思います。


ドラマを見ていて、
泣き叫ぶ女性と男性の喧嘩は、
泣き叫ぶことで、
男性を服従させたいという思いの表れ。


それにあたふたしている男性がいるなら、
女性の目的は達成されたんで、
次も何かあれば同じように
泣き叫ぶんでしょうね。



自分は我が子が泣き叫んでも
泣き叫ばなくても、
自分の行動は変えないようにしていますが、
そんな思いがあるわけです。

感情で相手をコントロールするすべに長けてほしくはないわけです。



もし、感情の起伏が激しい人を前にすると、
心が乱されてしまう方がいたら、
相手のことを冷静に見つめてみると
良いと思います。


「おやおや?怒鳴るという幼い手段で
 相手をコントロールしようとしているな。
 その手には従わないぞ」と。


暖簾に腕押し。
感情的な相手に対応するときの心構えとして
有効なんじゃないかなって思います。


追記:
ネットで松坂投手が3年で12億もらい退団。
投球は3年間で39球のみ。
1球あたり3077万円だと
叩く記事がありました。

こういう叩き方は嫌いです。

プロとして実力を認めた球団がお金を払ったわけです。
確かに期待に沿えなかったんですが、
過去の積み重ね、実績も込みで12億の対価を払ったわけです。
さらに、39球だったかもしれませんが、
見えないところで、必死にリハビリなどしていたんじゃないかな。
そのリハビリをすることも給与に含まれている。
それが野球なんだと思います。