2016年3月5日土曜日

バンコク日本人学校の卒業式に思うこと


夜のトンロー通り

今日はバンコク日本人学校の卒業式


この日になるとバンコク日本人学校の教員時代を思い出す。


6年の担任として子どもたちを送り出したときは
自然と感無量の涙があふれ出し、
最後の退場のときは号泣してしていた。



さらにさかのぼると
日本の学校で6年生を送り出したときも
号泣してしまった。



涙もろいのかな。
でも、それだけが原因ではない。




子どもたちには良く話をしていた。
泣けるほど頑張れと。



自分が涙したのは
本気で子どもたちと向き合ってきたからだという
自負がある。
そんな自らの経験からも
泣けるほど頑張れと伝えたい。



逆立ちできる子が逆立ちができても感動しないだろう。


でも、今まで一回もできなかった子が
練習に練習を重ねてできたとき
その子は感動するのではないだろうか。



全力を尽くすからこそ感動が生まれる。



同じように卒業式で本当に素敵な涙を流せる子は
それだけ全力で生活してきたからなんじゃないだろうか。



どこか手を抜いて生活していると
感動は沸いてこないのだろう。
どこかで冷めた気持ちが出てきてしまう。



そんなことを思い出しながら自分の生活を振り返ってみる。



自分は再び感動できる生活をしているのか。



改めて気持ちを引き締めたくなる1日でした。

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