2017年8月6日日曜日

「野沢・真珠・オークライヤー選手」と「山本KID」との共通点

私はかなり格闘技が大好きです。


高校時代にグレイシー柔術が日本に上陸したときは、
自分が習っていた伝統空手だけでは厳しいと危機感を覚え、
掌底あり、寝技ありで友達と日々研鑽していたほど(^-^;


また、格闘技通信という雑誌でサンドバックを買い、
夜に公園のうんていに吊るして、蹴り続けていました。


公園の地面に軸足の回転で穴ができていたほど。


もちろん、見ることも大好きで、
先日、RIZINという番組がやっていました。


そこで野沢直子さんの長女の
真珠・野沢・オークライヤーさんが
プロデビュー戦が放送されていました。


正直、体が細かったんで、そんなに期待をしていませんでしたが、
入場シーンを見ると惹きつけられるものがありました。


完全にリラックスした状態の笑顔とダンス。


普通はベテラン選手でも
緊張感を払しょくするために
ちょっと興奮させてみたり、
祈ってみたり、相手を睨みつけてみたりと
戦闘準備に入るための行動が見られるものです。


でも、真珠・野沢・オークライヤーさんは、
つねに笑顔で、自然と身体から出る軽いダンスをしていました。


これからの試合を楽しみにしている
ということが表情、行動から伝わってきたんです。


これって山本KIDさんと同じ雰囲気です。
彼も笑顔を見せることもあり、軽くダンスを踊りながら入場していました。

気負うことなく自然なんです。

真珠・野沢・オークライヤー
フジテレビ「RIZIN」より


右が真珠・野沢・オークライヤー選手。

試合直前も自然な笑顔で完全にリラックス。

左の人は顔が固いですよね。
こんな固い感じが試合ではよく見かける表情です。


心は表情に出るものです。


左の人は闘争心が出ていて、
冷静な攻撃ができない可能性が高いです。


とらわれない表情は
400戦無敗のヒクソングレーシーを見たときの
感覚に似ていました。


ヒクソンは笑顔は見せていませんでしたが、
自然体の無表情でした。


試合以外の余計なことを考えず、
試合そのものに完全に溶け込んでいる。


「勝ちたい!負けたくない!」
そんな気持ちは無く、
純粋に試合に入りこんでいる人は相当に強いです。


心がとらわれていないので、
あらゆる動きが自然にできるからです。


実際戦っているところも見ましたが
寝技に入ったときの動きが圧巻でした!


肘。


あれほど、躊躇なくすぐに肘を落とせるとは
完全に心がとらわれていない証拠だと感じました。


自分が上になった。
相手の顔のガードが甘くて隙間がある。
だから、自分の肘を叩き込む。


この流れがあまりにもよどみなく自然。

肘が無理ならこんどはパンチ。
次々と攻める手が止まらない。


まだ23歳だそうです。
これから相当に強くなる選手です。




真珠・野沢・オークライヤー選手は
野沢直子さんの長女ですし、
強さと美しさを兼ね備えていて華があります。


次の試合が楽しみです!

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