2017年8月16日水曜日

気を使いすぎてしまう人へお奨めの本 / 青木真也「空気を読んではいけない」

空気を読んではいけない/青木真也

格闘技が好きな人で「バカサバイバー」と言えば、
跳関十段の青木真也選手をパッと思い出せるはずです。


とにかく、強烈な個性をもった選手で
格闘技ファンの中でも青木選手を叩く人は多いようです。


むやみに叩いているわけではなく、
確かに試合後の立ち振る舞いに
物議を醸しだす行動があったからです。


くわしくはYoutubeで見てください。


でも、私はあまりの関節技の巧みさに
前からこの個性の塊のような青木選手が
好きで、よく動画を見ていました。


ある日、本屋に行くと
青木真也選手が書いた本
空気を読んではいけない
という題名が目に飛び込んできました。


数ある本の中で、
題名が心に響くということは、
それなりに自分に思い当たる節があるのです。


昔は、空気を読もう読もうとして
ずいぶんとストレスを溜めた時期がありました。


今は自分を殺してまで
空気を読もうとは思っていませんが、
昔の名残はあるものです。


空気を読んではいけない」という
青木真也選手の本の題名は
そんな私の心をぐっとつかんだのです。


で、手に取って目次をみて、
気になるところを読んでみました。


・・・。

次も読みたい。

・・・。

次も・・・。


こりゃ買うしかないです。


バッシングされながらも
自分の個性を前面に出している青木選手が
どんな価値観をもって
行動しているのかがよくよくわかりました。


----------------引用--------------------

僕みたいな才能に恵まれていない人間が
一流を目指すのであれば、
生活から贅肉をそぎ落として、
極力シンプルにするしかない。

何が要らないのかをハッキリさせるしかない。

流されるがままに不要なものを持ち、
意味の無い食事をして、
価値観の合わない人と付き合っていては、
本当にやるべきことに集中できない。

可能な限り、余分を捨てて
生きていこうと思っている。

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私も近いようなことを考えていたのですが、
こうやって自分が気になっていた選手が
述べてくれていると、
より気持ちが整理されていく気がします。


他にも線を引いたところが
たくさんあります。


アルバイトをしながら
プロ格闘家を名乗ろうとする人に対して、

----------------引用------------------

「お金がない」と言うならば、
水筒に水を入れて家から持って来ればいい。

普段着もボロボロでいい。

そうやって、どうにかねん出した費用で
質の良いグローブを買い、
一心不乱に練習に打ち込む方が、
絶対に先につながる。

女の子と遊ぶのに1万円かかるのであれば、
デートを我慢してアルバイトを2日休む。

その2日間を練習に充てた方が
必ず力はつく。

-----------------------------------

青木真也選手は、
空気を読まないというより、
他人の目を気にせず、
自分の目標に向かって
非常に合理的に行動しているのです。


青木真也選手の「空気を読んではいけない

再読決定です。

興味がある方は下の詳細を。
青木真也「空気を読んではいけない」

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