2019年1月6日日曜日

【タイ人気質】マイペンライは薬にも毒にもなる

タイの人が使う有名な言葉は「マイペンライ」
「いいよ、いいよ、別に気にしないよ」
ってニュアンスをもった言葉です。

街で見かける「マイペンライ」気質


1月5日ですが、バンコク病院前には大きなクリスマスツリー。
堂々と飾ってあります。
街で見かける「マイペンライ」気質
タイの「マイペンライ」精神が現れていますw

ここだけではなくて、デパートの中などもまだクリスマス模様です。



店員にも「マイペンライ」精神が見られます。

ドーナツ屋さんの店員さんです。
お客さんがレジに来なければ、
堂々と椅子に座って携帯をいじったり、
大声でおしゃべりをしたりしています。

街で見かける「マイペンライ」気質

日本ではコンビニ店員がお客が来ていないときに
椅子に座っているということで、
一時期叩かれていたニュースを目にしたことがあります。

日本と比べたら大きな違いですね。

「マイペンライ」が薬になる:良いとき


タイの人の「マイペンライ」があるお陰で、
確かにおおらかな気持ちで過ごせる面があります。

自分がミスをしないとも限りません。
そんなとき「マイペンライ!マイペンライ!」
で片づけてくれるタイの人は多くいます。

街中で4人乗りのバイクが警察官の前を
普通に通り過ぎているのも見かけます。

乗っている人からしたら有難いことなんでしょうね。
そのような個人的な面では
ストレスフリーで生活できる面があるのがタイです。

「マイペンライ」が毒になる:悪いとき

街中を見るとぐちゃぐちゃな電線を目にするのが
タイのおなじみの風景です。

これは「マイペンライ」が悪い方に出ていますよね。

下水道設備が悪いことをそのままにしているから
毎年同じように洪水になります。

さらに切れた電線を「マイペンライ」と放置しているので、
感電が原因で命を落とす方が毎年います。
切れた電線を「マイペンライ」と放置している


信号が赤になっても突っ込んでくる車もいます。
それが原因で起こる事故は相当多いです。

「マイペンライ」で被害を被っている人は
相当多いのが実態です。

タイと日本の中間が良い


日本のような相手を思いやる精神があれば、
とっても社会はスムーズに回ります。

でも、その思いやりが行き過ぎると、
思いやりから少しでも外れた行為を
必要以上に叩く人が現れます。

また、思いやりから始まった行為は
形骸化して形だけ守ればOKというお役所的な文化も出てきてしまいます。

タイの様に「マイペンライ」がマイナスに働けば、
相手は迷惑を被る。
酷いときには命にもかかわります。

タイと日本の両方で生活してみて思うことは、
タイと日本の中間が良いなということ。

いや、ちょっと日本寄りで
タイの「マイペンライ」精神を
日本の精神にちょっとスパイス程度で入れる
といった具合がちょうど良いのかなって思います。


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