自分のことをダメな人間だと思っていると
世の中がダメに見えてくる
そんな気がしています。例えば、自分のことがダメだと思っている人がいて、
一生懸命に努力しているとします。
その努力自体は大切なことなんですが、
自分が努力しているんだから、
相手にも同じような努力を求めてしまうことになると
周囲の人は迷惑になります。
「自分がこんなに頑張っているのに、
なんでお前は頑張らないんだ!」
そうやって、出来ていない他人を頑張れと叱咤することで、
自分は頑張っているんだと肯定する。
自信が無い人が子育てをしているとやっかいです。
自分のことをダメだと思っていたり、
自信が無い親は、
自分の子どものダメなところばかり見るようになるから。
そうやって子供のダメなところを見つつ、
結局は自分がダメだということを
再確認し続けている。
むしろ、自分のダメさを再確認したいがために
子供の悪いところを探しているとも言えます。
それか極端に厳しくなるパターンにも。
自分も頑張ってきたんだから、
お前もそのままじゃダメだから頑張れ!
ダメな自分を封印してきたからこそ、
他人のダメさが許せなくなり、
強制的になってしまうパターン。
とにかく、いろいろな問題の根本には、
自分のことをダメだと思う精神にあります。
その根本の治療というか、考え方を改善していくと、
もっと視界が明るくなって、
世の中の良い面が見えてくるはず。
自分のことをダメだと思ってしまう根本の原因は
どこにあるのか。
そこを探ってみてください。
そして、ダメな自分でもいいんじゃないか?
と少し認めてあげると、
他の人のことも認めてあげられやすくなるのかな
って思います。
ちなみに、バンコクの電線に関しては、
もうちょっとダメだという思いも必要なのかな(^-^;
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