タイで現地採用で働くことのデメリットについて書きます。
というのもメリットなど、タイの現地採用の良さを語るのは
当たり前すぎるので^^;
デメリットとして考えられることは、
老後の問題です。
自分が現地採用として働いていたとき、
同じ世代の仲間はいましたが、
10年を越えた時点で徐々に人数が減り、
最後の方は数名しか残っていませんでした。
その仲間が心配していたことが老後の問題です。
どんなに貯蓄していても、タイ、特にバンコクで病気にかかると
かなり高額な治療費を請求されることが多いです。
私の知人は脳の出血から緊急手術となってしまいましたが、
その時の治療費は900万円を超えていました。
保険は適用されず、すべて実費です。
貯蓄は一気に消えますし、知人や親などからの借金生活となります。
また、年金未払いの現地採用の方は多く、
老後には自分の貯蓄しか頼るものがない状態であることも
かなり危険です。
一応、保険で心配な方が下記で相談に載っています。
老後、医療、生命保険
— おかず先生🇯🇵🔚🇹🇭日タイで生きる。 (@okazu_aroy) November 5, 2020
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そして現地採用の方は
タイ人女性と結婚している方が多いのですが、
自分よりタイ人女性の奥さんが長生きするとは限らない
ということもデメリットになってきます。
タイ人の奥さんが先に亡くなってしまった場合、
残された現地採用の人は
かなり辛い状況となる可能性が高いです。
老後に一人でタイで生きていくということを考えると
様々なことをタイ人女性に任せていた場合、
いっきに現地採用の立場でやる必要が出てきます。
それは、言語の問題も関わってきて、なかなか厳しいものになります。
そして最後にタイの物価上昇問題があります。
タイの物価は年々上昇していて、
タイの現地採用の方が老後を迎えるとき、
生活に必要な資金も上昇している可能性が高くなります。
その時、日本で生活するという選択ができない状況になっていて、
先がどん詰まりとなってしまう場合もあるので
注意が必要です。
タイで現地採用として働くことにはメリットだけではなく、
当たり前のことですがデメリットもあります。
やる気みなぎっているとき、若いときは、
メリットのみを見て諸突猛進してしまいがちですが、
このようにデメリットを読んで、
少しでも先を想像してから猛進することも
悪くはないのかなと思って書いてみました。