タイの人が使う有名な言葉は「マイペンライ」
「いいよ、いいよ、別に気にしないよ」
ってニュアンスをもった言葉です。
街で見かける「マイペンライ」気質
1月5日ですが、バンコク病院前には大きなクリスマスツリー。
堂々と飾ってあります。
タイの「マイペンライ」精神が現れていますwここだけではなくて、デパートの中などもまだクリスマス模様です。
店員にも「マイペンライ」精神が見られます。
ドーナツ屋さんの店員さんです。
お客さんがレジに来なければ、
堂々と椅子に座って携帯をいじったり、
大声でおしゃべりをしたりしています。
日本ではコンビニ店員がお客が来ていないときに
椅子に座っているということで、
一時期叩かれていたニュースを目にしたことがあります。
日本と比べたら大きな違いですね。
「マイペンライ」が薬になる:良いとき
タイの人の「マイペンライ」があるお陰で、
確かにおおらかな気持ちで過ごせる面があります。
自分がミスをしないとも限りません。
そんなとき「マイペンライ!マイペンライ!」
で片づけてくれるタイの人は多くいます。
街中で4人乗りのバイクが警察官の前を
普通に通り過ぎているのも見かけます。
乗っている人からしたら有難いことなんでしょうね。
そのような個人的な面では
ストレスフリーで生活できる面があるのがタイです。
「マイペンライ」が毒になる:悪いとき
街中を見るとぐちゃぐちゃな電線を目にするのがタイのおなじみの風景です。
これは「マイペンライ」が悪い方に出ていますよね。
下水道設備が悪いことをそのままにしているから
毎年同じように洪水になります。
さらに切れた電線を「マイペンライ」と放置しているので、
感電が原因で命を落とす方が毎年います。
信号が赤になっても突っ込んでくる車もいます。
それが原因で起こる事故は相当多いです。
「マイペンライ」で被害を被っている人は
相当多いのが実態です。
タイと日本の中間が良い
日本のような相手を思いやる精神があれば、
とっても社会はスムーズに回ります。
でも、その思いやりが行き過ぎると、
思いやりから少しでも外れた行為を
必要以上に叩く人が現れます。
また、思いやりから始まった行為は
形骸化して形だけ守ればOKというお役所的な文化も出てきてしまいます。
タイの様に「マイペンライ」がマイナスに働けば、
相手は迷惑を被る。
酷いときには命にもかかわります。
タイと日本の両方で生活してみて思うことは、
タイと日本の中間が良いなということ。
いや、ちょっと日本寄りで
タイの「マイペンライ」精神を
日本の精神にちょっとスパイス程度で入れる
といった具合がちょうど良いのかなって思います。
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