まだ来ていない未来を憂い、
今目の前に広がる眩しい光に輝く木々を美しいと感じ、
過去の想い出を懐かしみ、
只今、珈琲の味を楽しむ。
思考も身体も縦横無尽。
まだ来ぬ未来を抱えすぎ、その重さで息苦しくなる。
息苦しいなら無理に抱えず、
とりあえず足元の今だけを見て、
ちょっぴり歩を進めるように生きる。
すると少しは楽に生きられるのかもしれません。
未来に期待せず、悲観せず。
「定年まで働かないと退職金を考えると勿体ない」
という言葉を聞いたことがある。
自分はそれまでの数十年を我慢する人生の方が勿体ないと考えている。
一度しかない人生だし、定年後に長生きするかもわからないので。
定年後のために、今を捨てたくもないと考えている。
価値観の違いなので善し悪しは無い。