2018年8月27日月曜日

「家族のため」にやる仕事が「家族のため」にならない時


日本人の働き方に問題があるという人は多くいるようです。


自分はサラリーマン時代は
やりたい仕事をした経験と、
やりたくなり仕事をした経験と二つあります。


どちらも経験してみて感じたのは、
やりたくない仕事をした時のストレスの半端なさです。


これは本当に命を削っているという実感がありました。


健康面でもそうですし、
実際の人生の時間の浪費という面でもです。


やりたくない仕事は家族を持つ以前の会社だったので
ギリギリセーフでしたが、
これが家族を持っていたとしたら
なかなかのストレスだったと思います。


そのストレスがゆえに、
家族に不機嫌に接していたかもしれませんし、
夜遅くなって家族をあまり会話できなかったかもしれません。


「家族のため」と言いつつも、
家族とぎくしゃくするレベルのストレスだったり、
家族と過ごす時間が無いとすれば、
明らかに本末転倒の話だと思います。


日本人の働き方に問題があるとしたら、
私が経験したやりたくない仕事、
かつ重労働でストレスがかかるという場合だと思います。




世の中には仕事は多種多様にあるけど、
なぜか日本人は転職に関してマイナスにとらえられがちです。
耐えることに過度な美学が付け加えられると
判断力が鈍ってきます。


私の経験から、若い人には
仕事というのは金銭の上下ではなく、
自分が心からやりたいのか?やりたくないのか?
で選んでほしいです。


そのためには自分の本音を見つめること。
他人の喜ぶことをしない。
他人のことを考えなさい。
という教育も大切だけど、
それが行き過ぎて、自分のことを考えないのは
本末転倒。

まずは自分の心を見つめること。
それから他人のことと徐々にすり合わせていく。

自分のことと他人のことが
ぴたっと一致することが見つかれば
それは天職になりえます。

人生の後半戦でこのことが
身に染みてわかってからでは遅いから
若いうちに考えておいてほしいです。