2019年7月16日火曜日

去年の自殺者が2万1千人を下回っても喜べない

ニュースを見ていると、
去年の自殺者が2万1千人をきったとのこと。


どうもこの2万1千人が何かの基準になっているということは、
例年、この人数を超えることが多かったということなんでしょう。


で、去年は2万800人くらいだったみたいで、
確かに2万1千人をきっていますが、
自殺者が多いことには変わりはないです。




人それぞれ死生観があるのでしょうが、
私は宗教はやっていないので、
自分独自の死生観のようなものをもっています。


生まれ変わりなどはわからないので、
私は人生は1度しかないと信じています。


もし違っていても、
1度の今の人生しか覚えていないので
1度と納得しています。


ただ待っているだけでも必ず誰もが平等に死ぬということ。


時期が早い遅いはありますが、
それでも誰もが成人以降から考えるなら、
100年以内に死にます。


遅かれ早かれ確実に人生は終わるのにも関わらず、
自ら道半ばで命を絶たなければならないという
選択をしなければならないという悲しさ。


輪廻転生とかはわかりませんが、
せっかく人間として生まれたにも関わらず、
その命を全うすることができない人生とは
なんて悲しくつらいことなんでしょうか。


命を絶つ人がどんな境遇にいたかわかりません。


しかし、人は得てして壁にぶつかると、
その壁以外は視界に入らなくなるものです。


壁からちょっと離れてみると、
壁の周囲に仲間、同じ境遇の人がいて、
壁を乗り越えた人もいる。


壁のない場所にも生きる場所はある。


そんなことには気づけないほど
視野が狭くなってしまっているとき、
誰か身近で客観的に指摘してあげられる人が必要ですね・・・


特定のグループのみでの付き合いになってしまったり、
完全に孤立してしまう生活にも問題があるのかもしれませんね・・・


ひとりひとりが周囲に目を向け、
孤独で苦しむ人がいないか様子を見る。


もしいるのであれば、
そっと手を差し伸べる。


そんな思いやりのある社会、
思いやりを受け入れることができる社会であればいいな
と思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿