準備の大切さ。
日本でもタイでもテレビやネットから煽り運転の動画が
目に飛び込んでくるたびに考えることです。
理不尽な人が世の中には少なからず一定数いて、
その人たちにいつ出くわすかわからない。
君子危うきに近寄らずというように
近寄らないのが一番なんですが、
こちらから近寄らなくても相手から近寄ってくることもあります。
暴力で解決すべきではないのが法治国家での理想の姿です。
でも、警察がすぐに来てくれるわけでもありません。
パンガン島でフルムーンパーティに参加した26歳のノルウェーの女性が、
財布を落としたと困っていたところ、
手伝ってくれるそぶりのタイ人男性に襲われてしまった
という悲しい事件が最近ありました。
果たして防ぐことはできなかったのか。
ただの悲しい事件で終わらせず、
自分たちも考えておく必要があります。
煽り運転であれ、女性が襲われることであれ、
警察が助けてくれる前に命の危険にかかわる事件に遭遇してしまう
ということがありえると覚悟しておく。
そして準備をどれだけしておけるか。
海外で生活していると特にこのことを痛感します。
女性であれば、携帯の中に緊急通報のアプリを入れておく。
男性も同じですが、警察が来てくれるまでの数分間を耐え抜く
体力や技術を身につけておく必要があると思います。
特に家族をもっている男性なら家族を置いて逃げるわけにはいかないので
最低限の準備はしておく必要はあります。
別に週に何回も格闘技の教室に通ってというレベルではなく、
最低限の筋力と動ける体をつくるためのストレッチなどは
継続して行っておく必要はあると思うのです。
とにかく周囲の人が助けに来てくれるまで、
警察が来てくれるまでの数分間を耐えるためにも。
また、武器なんて持ちあるくわけにはいかないので、
もっている鍵をどう利用するかも考えておくだけでも違います。
先がとがっていて握りやすい鍵は身を守る重要なツールになります。
いつ危険が迫ってくるかわからない社会。
危険が来てからでは遅いので事前に準備しておくことが
本当に大切なんです。
みなさんは準備していますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿