2019年1月29日火曜日

タイの大気汚染は人間でいう「風邪」の様なもの


1月末の乾季のバンコクですが、
今日もPM2.5の数値は170を越えるという危険な状況。
遠くに見えるコンドミニアムもうっすら靄がかかり、  目視で大気汚染を確認できるレベル
遠くに見えるコンドミニアムもうっすら靄がかかり、
目視で大気汚染を確認できるレベルです。


そして、何より怖いのがこのマスクです。
マスクカバーを貫通した汚れ
マスクの上にマスクカバーをつけて使っているんですが、
写真の黒ずみは完全に汚れが付着した黒さです。

マスクカバーを貫通した汚れのみが付着しているので、
鼻のある当たりがちょうど黒ずんでいます。


あまり目に見えなかった大気汚染が
こう目の前にはっきり現れると
やはりマスクは大切だなって当たり前のことを
より現実味をもって理解できます。


バンコクの大気汚染に関しては、
危機感を覚えていますが、
声を荒げる前に自分の生活も振り返ってみる必要があると感じています。


バイクに乗っているし、
また、タクシーだって自家用車だって使っているので、
大気汚染の一端を担っているということです。

多くの人がシーローにも乗るでしょうし。


もちろん、ほぼ故障していそうな車の排気ガスだったり、
タイの改善しない道路事情などの方が大きな問題ですが、
全く他人事のように批判だけをするのも
ちょっと違うかなと感じています。


自分たちの生活の延長線上には、
必ず大気汚染は遅かれ早かれやってくるのかなと思います。


生活がどんどん便利になっているけど、
そこまで必要か?という便利さを求めるのと引き換えに、
地球環境をどんどん破壊し続けていることが
しっぺ返しとして自分たちの空気に現れてきているだけです。


もっと便利にとAIを発展させていくことによって、
娯楽である囲碁・将棋ですらAIから学ぶという人間そのものの
生物としての闘いから電子脳を利用した闘いに移行しまいました。


そのうち、サッカーの動きだって
AIでシュミレーションして、
人間がその通りに動くなんてことにもなりかねません。


囲碁も将棋も闘い方が高度になって面白味が増しているのかもしれませんが、
個人的には非効率な人間力の勝負のみが見てみたいです。
文明の利器を使うことなく、
純粋に歩みが遅くとも人間の能力のみでの勝負だからこそ面白い。


藤井さんがAIを使って成長していると聞きましたが、
誰もがAIを使うことなく、
純粋に羽生さんが子供のころと同じような環境で、
人間力のみで勝負した方が棋士の人間性も増すような気がします。

AIという高速道路を使っていないなら、
必然的に上位に行く人は圧倒的な人間力の高さを兼ね備えている
証明になるはずだから。


効率こそ最高と非効率を嫌ってしまうなら、
未来はAIから見たら人間そのものが非効率なので、
邪魔だということになりかねないのかなと思います。
このまま進めばです。


タイの大気汚染の酷さには悩まされていますが、
自分たちの生き方というところにも
疑問を投げかる「人間にとっての風邪」のような
役割を大気汚染は果たしているのかなと思います。


人間なら「風邪」という警告に対して、
生活習慣を改善し始めるはずです。


はたして「大気汚染」という警告に対して、
地球レベルの生活習慣を改善することができるのか。


そこに目を向ける必要があると思います。


結局、2019年1月31日~2月2日まで
バンコクにある学校は大気汚染のために休校すべし
とのお達しが政府からあったそうです。

バンコクはデストピア化

バンコクはデストピア化していますね。

バンコクはデストピア化

目視でも空気が悪いのがわかるというレベルは
もう地球の終わりかのようです(;'∀')

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