1泊2日だけタイの田舎で過ごして、
いろいろ考えることがありました。
こっちで出会う人たちは
収入の純粋な数値としては、
自分たちよりずっと下でしょう。
でも、幸せを数値化したら、
上なんじゃないかな。。。
その事実を目の前にして
認めたくない気持ちもあり、
でも、屈託のない笑顔を見ていると
幸せさって人と比べるものではないけど、
もしかしたら・・・という思いがよぎります。
タイの田舎ぐらしにも
少し憧れを抱きます。
でも、「タイの田舎暮らしは嫌だな」と思う、
都会にどっぷり染まった自分もいます。
嫌だと思うことは何か?
自由に買い物できない。
娯楽施設が少ない。
・・・。
いろいろ嫌なことがあるだろうと
書こうと思ったけど、
あまり思いつかない・・・。
あれ?おかしいな。。。
確かに田舎にいたときは
こう思ったはず。
「タイの田舎暮らしは、
人々は幸せそうだけど、
個人的には嫌だな」と。
でも、振り返ってみると、
そんなに嫌じゃないかも。
心のどこかでは憧れているのかもしれない。
田舎で生活すれば
収入は確実に減るでしょう。
でも、支出も減るから、
生活は普通にできるんだろうな。
テレビを観ずに静かに虫の音を聞きながら
読書すること。
何かに追われることなく、
子どもたちと対面すること。
自分の心とも対面すること。お金では買うことのできない
心の余裕を、タイの田舎では感じることができました。
自分にとって幸せって何だろう。
家族にとって幸せって何だろう。
今まで考えていた幸せっていうのは、
世間一般的にこうだろうというレベルのもので、
自分の心の底から湧いてきたものでは
なかったのかもしれない。
このタイの田舎での短い生活は
自分の心の価値観を揺さぶる大きなものでした。
タイの田舎での生活に
確かに惹かれている自分がいました。
無駄な時間の大切さも
気付かせてもらいました。
昨日の田舎の
布団の上で書いた記事⇒無駄な時間こそ、本当に大切な時間
40歳を手前にして、
40歳は大きな価値観の転換期になるのかも。
そんなことも考えていました。
また、バンコクで日常生活がスタートし、
そんなことを考える余裕がないかもしれません。
が、一度、外からの情報ではなくて、
自分の内側から湧き起った声は
消えることなく、何かの力を持ち続けることでしょう。
その力がこれからの生活と
どう融合して新しい価値観を生み出していくか
楽しみでもあります。
また、何か生み出すことがあれば、
ここに書こうと思います。