サラリーマン時代、
日本語教師養成学校に仕事をしながら通っていました。
何とか理由をつけて
特定の曜日を定時にあがらせてもらって
そのまま日本語学校に直行して勉強をしていました。
それが今につながるとは当時は思ってもいませんでした。
所長からタイにある日本語学校を任せたい
と言う話をしてもらったところから
人生が大きく変わった気がします。
また、その時の同僚が後に小学校の先生を目指す
ということも自分が小学校の先生になったきっかけです。
今の境遇は偶然が影響していることは事実です。
まさか自分がタイで生きることになるなんて
考えてもみませんでした。
この偶然がなかったら
今どうなっていたかもわかりませんし、
だからこそ、これからも
何かしらの偶然が働いてどうなるかもわかりません。
でも自分の人生を振り返ったとき
根底に流れている考え方は、
自分が好きになったこと、興味があったことに
正直であったということです。
どうなるかわからないという偶然が関係していても
やはり自分が好きなことだったり、
興味がある道の上であることには
変わりがないのかなって思います。
短期的にはうまくいかないかもしれない。
でも、長い人生を振り返ってみたとき
全てがつながっていて、
全て「良かった」といえる経験になっています。
これからもなるはずです。
今は個人塾を経営していますが
これからもずっとやっているかなんて
自分にはわかりません。
昔の自分を振り返ってみても
自分が興味あること、好きな事に
正直に行動することは
根底の考え方だからです。
でも、今は家族ができて
独身の頃より自由には動けないので
大きく変わることはないのかなって考えています。
でも、これからも自分の好き、興味を
しっかり見つめて生きたいなと思っています。
誰にでもすすめる生き方ではありません。
大きなリスクがあるから。
失敗するかもしれないから。
でも、人生は一度きりだから
私個人としては生き方を変えるつもりはありません。
また、視点は短期ではなくて長期にあるので、
きっと失敗と思ったことも
長期的には何からの糧になると信じています。