とっても懐かしいです。
早くも記憶が薄いんですが、
6年のとき全校で1番か2番、
5年の時、学年1番になったことがあった記憶があります。
別に子どもを叱り飛ばして
ひたすら練習させたわけではありません。
自分なりに考えた方法があります。
なんか私の知人以外の
バンコク日本人学校の関係者も
このブログを読んでくださっているようなので
ちょっとコツの様なものを書きます。
私の中では
長縄大会というのは目的が2つあって、
クラスの団結力を高める。
夢への達成方法を学ぶ。
本当はもっとありますよ。
例えば
思いやりの心。
というのも、必ずと言ってよいほど
跳べない子に厳しい声が飛び交うんです。
この瞬間こそ、思いやりを言葉レベルではなく、
本質を身に染みて感じさせる指導ができるんです。
他にもいろいろありますが、
話がぶれちゃうんで2つにしぼります。
クラスの団結力を高めるというのは
言う間でもなく当たり前のことです。
だから、練習を始める前に
必ず徹底して指導したのが
「跳べない人に対して冷たい言葉を投げかける人がいて
それが繰り返されるなら参加しない」
ということです。
言葉は悪いですが、
たかが長縄です。
たかが長縄で人間が攻撃し合って
戦争が無くなるわけがありません^_^;
団結力を高めることに利用すべきなのに
逆にクラスの団結力が崩れるならば
参加する意味はないということです。
そして、夢達成プロセスを学ぶことですが、
まずは参加するからには1位を目指したいという
思いを共通理解できるかどうかです。
とりあえず、長縄大会があって
全校でやれって言われているからやろうかな。
そんなレベルだったら
やるだけ時間の無駄なんで参加しない方がいいです。
ドッチボールやサッカーや読書をしていた方が
みんなハッピーになれます。
いきなり長縄練習するより
しっかり話し合って
参加意義を徹底的に固める方が大切だと考えています。
とりあえずやるか程度で
指示に従って行う長縄は
意味が半減します。
やるからには1位を目指したいと思えるような
話し合いをして思いを固めるわけです。
そこを目指すような話し合いをさせるのは
教師の日頃の学級経営次第です。
子どもと先生の信頼関係ができていると
先生の意図は伝わり、
自然と話し合いはうまくいくものです。
話し合いには流れがあるんで、
その流れを見ながら、
危うい方向に行きそうなときは
助言をして流れをつくっていきます。
が、あくまで主体は子どもたちでなければ
参加意義がないんです。
大切なことは
過去の大会記録から
目指すべき回数を決めることです。
これは夢を達成するプロセスでは
夢を決めることに値します。
次に今の回数を知ります。
今の自分のレベルを知ることから
夢実現のプロセスが始まります。
次に大会までの期間を調べます。
大会から今日まで何日あるのか。
夢を達成するためには
目標化して締切日を設けることが大切。
そのプロセスを学べます。
何日あるかわかったら、
数日、もしくは1週間ごとに
何回跳べていればよいのかの回数目標を決めます。
夢をつかむために、
夢を実現可能な小さな目的に変えることが
大切であると学ぶことができます。
そして、その回数を目指して
何をするかを考えて実行していくのです。
その中心になるのが実行委員会。
すると、はじめの目標回数を達成できないとき
お尻に火がつく感覚を味わえるので
自分たちで作戦を考えるようになるわけです。
あとやることは、
実行委員会が練習スケジュールを作る相談にのる。
全国レベルのビデオを教室で見せてあげる。
実行委員が抱えている問題の解決の助言をする。
すると、やる気がないのか!?
なんて怒る必要もなく、
自分たちで活動するようになってきます。
長縄大会は
たかが長縄にもできるし、
されど長縄にもできます。
せっかく長縄大会に参加するからには
やらされているのではなく
自分たちから参加する!という意欲をもって
やりきった思い出にしてほしいです!
思い出しながら書いていると
久しぶりにちょっと長縄指導したくなってしまいました^_^;
0 件のコメント:
コメントを投稿