バンコクの渋滞問題。
語るには当たり前過ぎるけど
語らずにはいられない。
塾を経営している関係上
どうしてもバスで子どもたちをピックアップしなければならない。
渋滞のストレスはタイに住む人なら
みんな味わっているだろうけど
私もそのうちの一人です。
いつ襲ってくるかわらかない渋滞。
今日はどうだろう?
と気をもむ日。
そして見事渋滞だったときの
何とも言えないがっかり感。
子どもたちを待つ間のストレス。
自分にはどうしようもなく
完全に受け身だからこそ
ぶつけようのないストレス。
渋滞があまりにもひどいとき
耐えられなくなって聞くことがある。
ドライバーに聞く。
すると返ってくる答えは
「タイだから」
取引先のバイクタクシーの運転手に聞く。
10年タイに住んでいるけど
どうして変わらないんだろう?と。
返ってくる答えは
「タイだから」
この答えを聞くと
本当に悲しくなる。
自国民が諦めてどうするんだ!?
心から叫びたくなる。
自分たちは外国人だから
何もすることはできない。
ただ、バンコクの街が
生活しやすくなることを待つのみの身。
住まわせてもらっている身だ。
でも、その国で生まれて
生活している自国民が
「タイだから」という答えで
諦めてしまったら身も蓋もないじゃないか。
こんな考え方をみんなしているから
変わらないんじゃないか。
今日も帰り道でみかける光景。
雨の中、タクシーが客を乗車拒否。
そのやりとりの間中、後ろの車は待たなければならない。
渋滞のせいだろうか。
トイレを我慢しきれなかったタクシー運転手が
狭い路地の曲がり角で
車を止めて立ち小便。
その車を避けるために
みんながスピードを緩める。
自然と軽い渋滞が生まれる。
きっとこの渋滞は後ろに行けばいくほど
酷い渋滞と変化しているんだろう。
想像力の問題だろう。
倫理観の問題だろう。
タイに住んで10年以上。
タイの渋滞をタイだからと諦めず
どうにかしようという
気骨のある人が現れるのだろうか。。。
タイだから・・・
なんて言葉が自分も
喉の奥まで出かかっている。
変わってくれ。
タイ。。。
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