2018年1月29日月曜日

周囲が見えない大人

昨日は風邪は多少治る方向に行くものの、
まだ鼻水や軽い咳が残ってしまった。


近くの喫茶店で朝食。


ゆっくりと読書をしながら朝の時間を過ごしました。


そのまま昼まで少し仕事などをゆっくりしつつ、
昼ごはんは禁断のこれ。


これも昨日に引き続き、日本から送ってもらった
神々しい光を放つカップヌードルのカレー味。


この量、香り、味といい、
パーフェクトです。
タイのカップラーメンの20年先を行っています。


午後は家の近くのダンキンドーナッツへ読書をしに。



私の尊敬する人の1人である羽生善治さんの捨てる力です。


将棋を少しでもかじったことがある人なら
この人と同じ時代に生まれたことが貴重なことだったと痛感できます。


何せ永世七冠ですよ。
将棋の歴史上、こんな人はいませんでしたし、
これからもあり得ないほどの確率というか
難しさです。
みんな永世だと取れても1冠です。
1冠でも取れればすごいことです。


それを七冠です。
しかも、一回はすべてのタイトルを保持するという
偉業すら成し遂げています。


そんなことも過去もこれからもあり得ないレベルの
難しさです。


歴史に語り継がれる人を
リアルタイムで観ることができるのは、
イチロー選手、羽生善治棋士と、
我々はかなりラッキーな時代だと思います。


我々が死んだ後に実感することでしょうけど^^;



この店で腹が立つことがありました。
それは隣に来た家族。

子どもの咳がかなりひどい。


子どもには罪は無いですが、
口を押える教育をしていないことに
腹が立って仕方がありませんでした。


子どもだからか、
我慢ということができず、
すさまじい回数の咳をします。


一度、親にわかるだろ?と思って
直視してどんな反応をするかみましたが、
何の反応もなく、
そもそも悪いというセンサーが無いようだ。


気付かないなら仕方が無いので、
少しでも子どもがこっちを向いて
咳をしようものなら、
即親に言おうと思って構えていました。


結局、最後はこっちを向いて咳をすることはなく、
帰って行きましたが、
去り際に一発こっちを向いて咳をしてくれました。


が、もう親も全員帰り途中だったので
我慢しました。


自分たちの世界しか見えていない。


周囲との関わりを感じることができていない
鈍感になってしまっている感覚。


周囲の人がどう思うかという
想像力の欠如。


そのようなセンスを鍛える環境が
自分の周りには何もなく大人になってしまったのだろう。


大人でも内面は幼いままの人は
よくいるもので、
そのような人をいちいち指導していたら
こっちの身も持たないし、
いつ危険な人に出会うとも限らないから
なかなか大変なもの。


大人になるのも試験でもあれば、
試験勉強でもするのでしょうか。


こうやって他人に評価軸を決めてもらわないと
自分を鍛えることができない世の中は
寂しいものだ。


あの子どもも誰か教えてやらないと
人ごみでどのように咳をしたら良いか
知らずに大人になってしまうわけです。


俺が教えてやるべきだったのだろうか。
教師として教育できなかったことは
少し悔やまれる。