今日はバンコク日本人学校の卒業式。
この日になるとバンコク日本人学校の教員時代を思い出す。
6年の担任として子どもたちを送り出したときは
自然と感無量の涙があふれ出し、
最後の退場のときは号泣してしていた。
さらにさかのぼると
日本の学校で6年生を送り出したときも
号泣してしまった。
涙もろいのかな。
でも、それだけが原因ではない。
子どもたちには良く話をしていた。
泣けるほど頑張れと。
自分が涙したのは
本気で子どもたちと向き合ってきたからだという
自負がある。
そんな自らの経験からも
泣けるほど頑張れと伝えたい。
逆立ちできる子が逆立ちができても感動しないだろう。
でも、今まで一回もできなかった子が
練習に練習を重ねてできたとき
その子は感動するのではないだろうか。
全力を尽くすからこそ感動が生まれる。
同じように卒業式で本当に素敵な涙を流せる子は
それだけ全力で生活してきたからなんじゃないだろうか。
どこか手を抜いて生活していると
感動は沸いてこないのだろう。
どこかで冷めた気持ちが出てきてしまう。
そんなことを思い出しながら自分の生活を振り返ってみる。
自分は再び感動できる生活をしているのか。
改めて気持ちを引き締めたくなる1日でした。
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