人間の目というのは知っている文字に吸い寄せられる。
目の前の人の背中に「学園」の文字。
よく見ると、サメ肌。いや、鮫島、いや、
鮫柄学園。。。
もしかしたら、日本のどこか地方にある学園の古着が
人から人へ物語を重ねながら、
ここタイにたどり着いたのかも。
今は持ち主もこのジャージの存在を忘れ、
歳を重ねて生きているのかな。
もうおじいちゃんになっているなんてこともあるかも・・・
そんなイメージが湧いてきました。
そんなことを考えていると、
どうしても調べてみたくなって、
家でググってみました。
全く違いました(;^_^A
どうも「Free!」という漫画に登場する
架空の学校らしくて、
その漫画が好きな人のために作られた商品だったようです。
⇒鮫柄学園ジャージ
ということで、
本当に実在している学園の古着がタイまで
やってきたという想像は消えました。
昼にTOPSに行っていると、
軽く日本語を話す若いタイ人男性に話しかけられた。
北海道で学生をしていたことがあると。
いろいろ質問をしてくるので
無視するのも変なんで答えていました。
最後、ラインを交換してくれと言われました。
まぁ、迷いましたが断るレベルのことでもないし、
ライン持っていないなんて嘘っぽいから交換。
すると、すごく頻繁にラインでメッセージが来る。
ごはん食べに行こうとか、
好きな料理は何かとか。
タイ語はどこで勉強したのかとか。
軽く答えてはいましたが、
仕事に集中できないとも伝えました。
そこからぴたりと止まりましたが、
朝にラインが来る。
日本のどこ出身だとか。
本を読むのは好きなのかとか。
簡単に答えてはいたけど、
止まらないから、
言うべきことは伝えるしかないなと。
ラインを教えるのはいいけど、
ラインの仲間全員からあなたのように
質問が来たら、
仕事に全く集中できないと伝えました。
厳しいようだけど、
境界線の位置を理解できない人には教えないといけない。
ふと、タイに来たばかりのことを思いだしました。
20代のころは、このような話に答え、
夜ご飯を食べにいったり、
その人の勤務する仕事場にいったりしたな。
その友達を紹介してもらったり、
その家族と一緒にご飯を食べたりと
面白い経験ができたなぁと思い出しました。
タイの人はこのような屈託ない感じでくる人も
稀にいるんですよね。
今回もそんな人なのかもしれません。
ただ、男好きだという可能性もあるかもしれません。
それは自分にはわかりません。
ただ、20代と40代は感じ方も立場もずいぶん変わるもので、
残念ながら昔のような対応はできないなぁ。
そんなことを感じた1日でした。