2016年8月21日日曜日
歳を重ねることは劣化じゃない。熟成だ!
新聞ではなくネットニュースを読んで
情報収集をしているんですが、
どうも【劣化】という言葉が気になります。
芸能ニュースも目に飛び込んできて
さらにはどこのだれかわからないけど
記者が「ネット上での声」というていを装って、
歳を重ねた女性芸能人のことを
「劣化」しているとか批評する。
こんな記事を見ていて
他人のことながら変だと強く思う。
まず、ネット上の声の中から
「劣化」に関する声ばかり集めている点。
賞賛の声も絶対にあったはず。
それを無視して
一部のネットユーザーが
書いている劣化の声をとりあげて
あたかも全体の声のようにするあざとさ。
取材がツイッター上の
誰でも見れる情報を集めるだけという
怠惰な姿勢もどうかと思う。
そもそも、否定する人の方が
頻繁に書き込みするもの。
だから多数に見えるけど
実質はそうじゃないもの。
そもそも歳を重ねることを
劣化と表現することが腹立たしい。
だれもが歳をとれば
昔のままの見た目なんて保持できるわけがない。
それを無理に求めるから
批判の声に耐えられない人が整形に走る。
歳を重ねることは劣化じゃない。
内面を磨きながら歳を重ねることは
劣化ではなく熟成だ。
どんどん熟していき、
その個性に磨きがかかっていくことが
歳を重ねていくこと。
決して劣化の一言で片づけられる問題じゃない。
新しいものが良いという消費社会的な考えに染まっている。
自分が年を取ることを忘れている。
その様にもとれる。
自分はバイクが好きだけど、
新しい最新式のデザインより
旧車のデザインの方が味わい深くて好きだ。
歳を重ねると劣化してしまう部分は必ずでる。
そこばかりを気にして生きている人は劣化から逃げることができない。
でも、人間の内面は劣化しない。
歳を重ねればどんどん高まっていくはず。
外見ばかり気にする生き方ではなく
もっと内面を高める生き方をしていれば
人が歳を重ねることを劣化と言えないはず。
自分はそんな生き方がしたいと思う。
最近の芸能ニュースを見ながら感じたことでした。