2016年8月18日木曜日
タイの入国管理局で生じる【生かされている】という心境
海外で生きていると避けて通れないVISA。
タイで生活している自分は
家族VISAを取得していて
毎年更新しなければならない。
入国管理局、いわゆるイミグレーション
というところに顔を出さなければならない。
書類などに不備があると
1年ではなく3ヶ月しか更新させてくれないことがある。
不備と書いたけど、タイでは正確には不備とは言えないことがある。
日本ならVISA更新にはどんな書類が必要で理由も明確。
だから、書類がそろっていれば
後は手続きをするだけだ。
でも、タイでは違う。
入国管理局の職員の裁量に任されている部分が
未だにあるわけ。
裁量に任されているということは
その職員によって必要となる書類が微妙に違う
なんてことがある。
タイで権限をもっている人は強い。
圧倒的に強い。
その人の機嫌を損ねようものなら
白いものも黒くなる。
実は前回、書類の不備というか
足りない書類があると言われ、
3ヶ月しか更新できなかった。
で、今回のVISA更新。
嫌でも不安な気持ちが漂う。
先が見えない道を進むことは
誰もが不安なはず。
タイのVISA更新も
先の見えない冒険の様な
ちょっとしたドキドキ感がいつも付きまとう。
今回は無事に1年更新ができた。
毎回思うのは
自分でコントロールできないことは
諦めるに限るということ。
不安な気持ちが出てしまうのは仕方がない。
自分ができることは書類を
ただただ不備がないようにそろえるのみ。
あとは野となれ山と成れの心境。
その場で出たサイコロの目は受け入れるしかない。
だから卑屈になる必要もなく、
ただただ自然の環境と対峙するかのごとく
入国管理局の職員と向き合うしかない。
自分がVISA更新手続きをしている間にも
VISA代行会社の職員のような人が
横を行ったり来たり。
順番なんてあったもんじゃない。
きっと何かしらの利害関係が職員同士で
出来上がっているんだろうな。
外国人でも袖の下のお金を払っている人もいるらしい。
これを行う人がいる限り、
まともな道を進む人は損をするような
仕組みは変わらないんだろうな。
タイで暮らして長くなるけど、
このVISAと90日レポートは
本当に頭を悩ませること。
海外で生きるとブログの題名をつけたけど、
海外で生かせてもらっている
という心境になるものだ。
ではでは。