2016年6月5日日曜日

剣道の気合い、奇声はなぜ必要?

息子が剣道を始めました。

剣道はなぜ奇声を出すのか。

見ていて感じたのが
剣道の練習はとてもシステム化されていて
面白いなということ。


幕末、喧嘩剣術から離れ、
北辰一刀流が
竹刀剣術を高めた様子を
リアルに見えているようで面白いです。


初心者は試合に出る前に
試合の始め方、
開始線までの歩み方などを
体に染み込ませるように
繰り返しています。

剣道の気合い、奇声はなぜ必要か。


素振りも組織化されていて
練習は師範がたとえ欠席しても
ある程度は主将を中心に進めることができそうです。


ところで、
剣道ってどうして試合中に
すごい気合いの声、奇声の様なものを出すんだろう。



これっていつから形式化されたんだろう
なんてことを見ながら考えていました。



自分は「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「宮本武蔵」などなど
歴史小説の中でも剣豪が出てくるものを
好んで読むけど、
精神的に優れた剣士は声をむやみに出さない
というイメージがあるんですよね。



たぶん、相手を気迫で押すとか、自分の恐怖心を無くす
などの意味があるんだろうけど、
声で威嚇するのは動物的だと思うんです。
弱い犬ほど良く吠えるといいますし。


恐怖を内に秘める力を高めるためにも
あえて恐怖心を感じたまま戦う経験って必要なんじゃないかな。



威嚇しないでも勝てるという状態が
真の実力だろうから、
あえて奇声は出さなくても良いのかな?




なんて素人的ながら武道好きな自分は
こんな感想を持ちました。


ただ、見ている側にはわかりやすいですけどね。
声が出ている方が気合い入っているようには見えるんですが、
本当のところはわかりませんよね。


超真剣に面の中で睨みつけていて
声を出すのも忘れるくらい集中している子が
いてもいいわけですし。


それにしても、
見ていると本当に剣道がやりたくなってきます。



男は侍に憧れますよね。
元は農民かもしれませんが^_^;