自分の趣味は読書。
学生の面接の模範解答みたいですが、
本音の本音です。
何か履歴書に書くときも
読書と書くのですが、
あまりに王道過ぎて、
「何も考えずに読書って書いているでしょ?」
なんて思われていないかな?と、
小心者のように躊躇してしまう王道の趣味。
学生のころは自由に読書をしていました。
が、社会人となり、
自分を成長させる「仕事と直結する読書」
をしないといけない
という義務感が生まれました。
肩の力を抜いて趣味としての読書から少しずつ離れ、
ちょっと力を入れなければならない
実用書ばかりを読むようになりました。
今は好きなことを仕事にしているので、
それに関連する本は
義務感も多少はあるのですが、
娯楽感覚でも読んでいます。
でも、心の底から趣味だと言える読書、
肩の力が抜けきった読書をしているか?
つまりは、読書を楽しんでいるか?
という疑問があったんです。
いつも栄養のことばかり考えて
ご飯を食べていたら息苦しいのと同じです。
ときにはジャンクでもなんでも
肩の力を抜いて食べたいときもあります。
読書も同じ。
そこでここ1か月は息子と寝るわずかな時間は
完全に仕事から離れた、
趣味の読書にすることにしてみました。
今読んでいるのが
本棚で寝ていた本。
「燃えよ剣」司馬遼太郎
どうです?この古びた質感。
燃えよ剣は幕末の新撰組のことを
書いた歴史小説。
親父からもらった本なんで
超古ぼけていて
またその感じが幕末の雰囲気を
さらに高めてくれますw
毎晩の恒例の挨拶。
息子には行ってきます!
と言っていますw
自分がどんな場所で読んでいても
ぱっとページをめくれば、
侍の世界の中に入れる。
侍たちが住んでいた街並みが
目の前に広がる。
その世界に旅することが
できるから「いってきます」
なんだと冗談ではあっても
半分冗談ではなく
息子に語っています。
同じベッドにいるけど
「行ってきます!」と言って
本の幕末の世界に飛び込む。
近藤勇、土方歳三が新選組を作り、
芹沢鴨一派を壊滅させた血なまぐさい世界へ。
鬼の組織運営。
久しぶりに面白い・・・
明日の夜の幕末への旅が楽しみです。
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