2019年9月23日月曜日

成長を求める生き方には限界がある


日本は人口が減少しているのは
みなさんご存じのとおり。


それにともなって、
未来の日本の危機が叫ばれていますよね。


人口が減れば、消費力も生産力も低下して、
経済の成長にはマイナスに働くという
シンプルな事実です。


若者が結婚しなくなったという話や、
若者が恋人がいなくなったとか、
子供を産まなくなったとかいう話は、
ここ数年ずっと言われています。


ということは、少子化はこれから
じわりじわりとボディーブローのように
効いてくるはずです。


でも、私はこのことに疑問を感じずにはいられないのです。


そもそも人口が増加しなければ
経済が発展しないというシステムに問題があると思いますし、
ずっと発展しなければいけないというシステムにも問題があると思います。


日本には足るを知るという言葉があります。


素敵な言葉だなと思うのですが、
経済に目を向ければ足るを知るではだめで、
ずっと成長し続けなければいけないというのはどうなんでしょう。


成長するということは消費と生産を拡大し続けなければならず、
それは足るを知るな!もっともっと!
ということですよね(^^;


そんなことを全世界がしていれば、
地球の許容量を超えるのは当たり前です。


先が詰まっている道だということに
誰もが気づくべきなのかなと。


でも、その行き詰る前に自分たちの命が尽きるところに
問題の本質がある気がします。


結局、自分たちが生きている間が
成長し続けてくれればよくて、
もっと先の未来に行き詰るなんてしったこっちゃないのです。


私たち大人が子供たちにできること。



子供を産みやすい社会を!
ではなくて、子供を産みたい人は産めばよいし、
産みたくない人は産まなくてもよいという自由な選択ができ、
それでも自然と人間と地球の均衡が保たれている社会だと思います。


自然にしていても大丈夫なマインド。
外面的成長ではなく、内面的成長。

そこを目指していくべきなのかな。


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