2019年6月12日水曜日

タイの理不尽な渋滞がタイ人気質を作る

タイで暮らしていると、
全く意味不明な渋滞に出くわします。



イライラするけど、
どうしようもない。


信号無視をする車のせいで、
渋滞が発生しています。


クラクションを鳴らす人はいるけど、
結局、待つしかない。


ここタイで余計なトラブルを起こせば、
命のやり取りになることがありますからね。
触らぬ神に・・・ってやつです。


こうやってタイで暮らしていて見えてくるのは、
理不尽なことに対して諦めなければならない状況が多すぎるということ。


この理不尽なことに対して諦めるという習慣が
タイ国民の人格に与える影響は大きくて、
徐々に無気力な国民が増えていくのかなって気がしています。


洪水もそう。
仕方がないね。マイペンライ。
で終わり。毎年・・・


そんなことを考えていたら、
学校現場でも似たようなことが言えるなぁなんて考えが生まれてきました。


理不尽だろうが、なかろうが、
ルールなんだから強制的に黙って従え!
という訓練をしていくと、
子どもたちは要領よく諦める力を高めていくのかな。


自分が子供のころにあったことですが、
「シャーペンは禁止」って先生から言われて
「なぜ?」
なんて聞いても、
「ダメなものはダメなんだ。」
とキレ気味に言われた記憶が・・・


考えたら負け。


そんな標語が生まれてきそうです^^;


子どもたちが理不尽さに対して無力感をおぼえてあきらめる
という思考パターンに陥らないように
ルールなどを教えるときは、
「なぜ?」もセットで教えるということが大切ですね。


ルールを教えるときだけでなくて、
叱るときも同じ。


「なぜ?」を考えないで生きる癖をつけてしまうと、
思考停止の無気力な大人になってしまう可能性が高まる。


これからの社会で生きるためには、
ロボットとは違う能力を伸ばしていく必要があるって言われていますよね。


その1つが考える力です。
考える、知的な労働もAIに奪われる時が来ると言われていますが(;^_^A


いずれ人工知能搭載のロボットに奪われてしまう日が来るかもしれませんが、
当面のところは、創意工夫ができる人間の思考力は重宝されるはず。


その思考力を高めるためには、
思考停止で物事に従順に行動できる姿勢ではないはずです。



バンコク日本人学校の下校が午後9時半になるほどのバンコクの渋滞。


でも、このバンコクの理不尽な渋滞ばかりは諦めるしかありませんね。


残念ですがどうあがいても私たち外国人には無理。
タイ国民に頑張ってもらうしかないです。


10年前から変わらないんで、
もうとっくに諦めてしまっているかもしれませんが・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿