2019年5月11日土曜日

深い人脈と浅い人脈



人脈が大切だという言葉は
何回も聞いたことがあります。


確かに大切なんでしょうが、
自分の過去を振り返ってみると、
人脈が足を引っ張るようのなことも多々あったなと思います。


ただ、ここで言う人脈という言葉ですが、
もうちょっと細かくすると、
「浅い」という言葉をつけて、
浅い人脈と表現した方がしっくりきます。


仕事の話やら毎回同じような内容の話を繰り返すだけの関係の人を
浅い人脈と表現しています。


私が大切にしているのは
もっと深い付き合いができる関係、
「深い」という言葉をつけた人脈です。


浅いレベルの人脈が増えれば増えるほど、
自分の時間が消えていき、
人脈が足を引っ張るというはじめの表現になります。


雇われていた時代は、
付き合いによる食事会の回数が今の数倍、数十倍多かったです。


お互いが問題意識をしっかりもっているときは深い話ができるのですが、
ときに浅い会話しかできない関係の人とも出会います。


愚痴レベルやら、
世間一般で言われているような内容の会話しかできない関係。
また、ビジネス上の利害関係だけでつながっているような関係。


そのような関係でも、付き合いとなると
数時間レベルで一緒にいる必要があり、
あっという間に時間はなくなります。


浅い人脈が増えれば増えるほど、
そのような会話が人生の中を占めるように毎日のようになる。


経済的な損得勘定から付き合っていなければいけない
ということもあるのでしょうが、
人生が一回きりだと考えたら、
そんな損得勘定をしているうちに
あっという間に年をとってしまうことの方を私は怖れています。


何回も人生があれば別に恐れませんが、
たった一回しかないからです。


とくに年を重ねれば重ねるほどこの思いは強くなり、
浅い関係で付き合うなら、
家で1人でテレビを見ながら飯を食べていたほうが良い
とすら思うようになりました。


深い付き合いと浅い付き合い、
深い人脈と浅い人脈。


一気に深い人脈になれる関係もあれば、
浅い関係から徐々に深い関係になることもある。


どんな関係を相手と築きたいのか?
そこをしっかり考えて自分の限られた時間を使っていきたいと思う日々です。

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