2016年10月27日木曜日

塾の教師をしていて聞く学校の先生の悪口


塾で教師をしていると
子どもたちから学校の先生の悪口・不満を聞くことになる。




もちろん、良いことを言う子もいるけど少数派。




聞いていても鵜呑みにするわけにはいかない。
そもそも証拠がないから。
でも、そこから自分を成長させるエッセンスは
抽出できる。



大部分の悪口・不満は3種類。




人によってえこひいき、区別する。



何を言っているのかわかり辛い。



すぐ怒る、怒鳴る。




これは毎年変わらない。



子どもたちの方にも問題はあるだろうけど、
毎年先生への不満内容が同じことは興味深いこと。




これら3つの裏を返せば良い教師に近づける。



平等。
わかりやすい説明。
穏やかな心。



しっかり肝に銘じながら指導したい。





元教師としての思いもある。



子どもたちにとっては
一生に一度しかない1年間。
さらに朝から午後までみっちりと
人格にも影響を及ぼしかねない教師。




ただ、教科書を教えるだけでは
もちろんいけない。



教科書を教えるだけなら
デジタル化で教師の価値はどんどん低下してしまう。




教科書以外のところにある
教師の価値を大切にする必要がある。




教師は子どもにとって大人としての
模範である必要があり、
人格を高めるための努力が必要不可欠。




さらに、何をもって人格が高まっているのか
という真理を追い求める姿勢も大切。




道徳を教えるのもいいけど、
挨拶は大切ですよ!
お互い気持ちが良いものです。



そんなレベルの話をしていても
子どもたちの心には何も響かないだろう。


教える自分自身が
挨拶の価値について納得し、
腑に落ちている必要がある。



良い先生との出会いは人生を変える。



教師という職業の重みを知っている先生で満ちた
学校であってほしいと願う。