子どものころ、父親の故郷が遠かったので、
親と新幹線で旅行することが多々あった。
今と違ってスマホとか、携帯ゲーム機器などが無いので、
子どもだった自分は暇を持て余すことになる。
そんなときに唯一の楽しみが駅のキオスクで買う漫画でした。
セットで売っているわけなく、全く脈絡もないばら売りの漫画。
そこには確かドラえもんやらハットリくんやらがあったかな。
小さな棚にある日ごろ全く読まない、そして集めていない漫画の単行本。
知っている題名だけど、深くは知らない漫画。
それを何気なく面白そうだから買ってもらう。
その1冊を大切に大切に電車の中や、田舎の何もない部屋で読んでいた。
見慣れたキャラクターだけど、日ごろ読んでいないから初めて深く知り合うような感覚。
大切に読むからこそ面白い。
そんな1冊を大切に大切に読む時間が好きでした。
この感じ、わかりますか?
自分だけなのかな。
ふと、そんなことを想い出したので
書き留めておきました。
ではでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿