2021年の2月にタイから日本に帰国し、
妻と娘と別々に暮らす生活がスタートした。
はや、2年が経とうとしている。
去年は夏と年末年始にかけて帰国することができたが、
それまでは約1年半帰国できていなかった。
家族といつも一緒にいた生活のときは、
全くその有難みに気付けていなかった。
いて当然の家族。
むしろ一人の時間が欲しいとまで思ったこともあって、
思いやりなく接していたこともあったなぁ。
何もかも当たり前になっていて、
何もかもに感謝という心境にはなれなかった。
それがタイから日本に帰国したことで、
一気に価値観が変わった。
当たり前は当たり前ではなかった。
家族はいつも一緒にいるのが当たり前ではなく、
一緒にいられることが、どれほど大切なことだったのか。
タイで当たり前に暮らしていて、
むしろタイの嫌なところばかりが目について、
とてもストレスを抱えていた自分もいた。
だからこそ、今回離れたことで、改めてタイを客観的に見ることができ、
また好きになることができた。
失ったものは戻ってこない。
諦めることで前に進むことができる。
今の環境は、また違った場所から見たら、
感謝すべき環境かもしれない。いや、きっとそうだろう。
だからこそ、今の自分の環境に、境遇に感謝して生きることが
大切なんじゃないかなって思える。
そんな日々です。
0 件のコメント:
コメントを投稿