北の国からのスペシャルは子供のころに
ちょろちょろっと見たことはありました。
日本文学のように人間の心を繊細に描写して、
それを見ている人の心にも思索の種を与えてくれる
素敵なドラマだと感じていました。
そして43歳になり、初めてテレビシリーズを見ました。
深すぎる人間の心模様。
自分の生き方についても考えずにはいられないほどの
テーマ性が強烈にあり、ただのエンターテイメントではありません。
と言いたいところですが・・・
なんなんだ?!UFO・・・
リアル過ぎる人間ドラマの中、なぜか急にUFOのくだりが出てきます。
急にエンタメ性バリバリ?
たしか14話あたりだったかな?
20話あたりにも。
そこだけ妙にファンタジーなんです・・・
ファンタジーと言いましたが、
曖昧にしない描写(^^;
UFOは100%存在しているという大前提で話が進みます。
あのUFOのくだりっていったいなんだったんだろう・・・
おぼろげにすることで
子供の心理を暗に表現しているなどという意図ならまだしも、
ふつうに大人も見ていて話題にし、
さらに間近で目撃するという設定。
さらにゆうこ先生にいたっては・・・
倉本聰さんがUFOを見たことがあり、
強く信じておられるとしか意図がわからない・・・
私も別にUFOを信じていないわけではありません。
見たことはありませんが、
宇宙の広さくらいは知識では知っています。
その広さからしたら、知的生命体が人間以外に存在しない
と断定する方が非科学的な考え方だと思います。
ただ、あそこまでリアルな人間ドラマの中で
UFO見たかもしれない・・・というかわいらしい子供らしさで曖昧にもせず、
強烈に曇りもなくクリアにUFOはいると描写される
倉本聰先生・・・
とにかく北の国からというドラマの中で
あそこだけが妙な浮き上がり方をしていて不思議です。
いずれにせよ、北の国からシリーズは
日本人であるなら見るべき作品です。
日本人の心を育ててくれる教材と言ってよいドラマでしょう。
ちなみに15話近辺だったかな?
ちょっと忘れてしまいましたが、
五郎さんがビニール本を東京から持って帰ってきた純に
どのように性教育をしたら良いか悩むシーンがあるので
お子様と一緒に見ていると気まずいかも。
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