2020年9月9日水曜日

北の国からのUFO問題

北の国からのスペシャルは子供のころに

ちょろちょろっと見たことはありました。


日本文学のように人間の心を繊細に描写して、

それを見ている人の心にも思索の種を与えてくれる

素敵なドラマだと感じていました。


そして43歳になり、初めてテレビシリーズを見ました。


深すぎる人間の心模様。

自分の生き方についても考えずにはいられないほどの

テーマ性が強烈にあり、ただのエンターテイメントではありません。


と言いたいところですが・・・


なんなんだ?!UFO・・・


リアル過ぎる人間ドラマの中、なぜか急にUFOのくだりが出てきます。

急にエンタメ性バリバリ?


たしか14話あたりだったかな?

20話あたりにも。

そこだけ妙にファンタジーなんです・・・


ファンタジーと言いましたが、

曖昧にしない描写(^^;


UFOは100%存在しているという大前提で話が進みます。


あのUFOのくだりっていったいなんだったんだろう・・・


おぼろげにすることで

子供の心理を暗に表現しているなどという意図ならまだしも、

ふつうに大人も見ていて話題にし、

さらに間近で目撃するという設定。


さらにゆうこ先生にいたっては・・・


倉本聰さんがUFOを見たことがあり、

強く信じておられるとしか意図がわからない・・・


私も別にUFOを信じていないわけではありません。

見たことはありませんが、

宇宙の広さくらいは知識では知っています。


その広さからしたら、知的生命体が人間以外に存在しない

と断定する方が非科学的な考え方だと思います。


ただ、あそこまでリアルな人間ドラマの中で

UFO見たかもしれない・・・というかわいらしい子供らしさで曖昧にもせず、

強烈に曇りもなくクリアにUFOはいると描写される

倉本聰先生・・・


とにかく北の国からというドラマの中で

あそこだけが妙な浮き上がり方をしていて不思議です。


いずれにせよ、北の国からシリーズは

日本人であるなら見るべき作品です。

日本人の心を育ててくれる教材と言ってよいドラマでしょう。


ちなみに15話近辺だったかな?

ちょっと忘れてしまいましたが、

五郎さんがビニール本を東京から持って帰ってきた純に

どのように性教育をしたら良いか悩むシーンがあるので

お子様と一緒に見ていると気まずいかも。


北の国から

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