2019年6月1日土曜日

スラム街で生きる人たちがスパイラルから抜け出すために大切なこと

クレージージャーニーという番組の中で、
南アフリカのスラム街で生きる人たちにインタビューする
場面を目にしました。



そこの人たちの目の光は澱んでいて、
希望だの夢だのは無いと言い切っていました。



ただ毎日を生きるだけだと。。。



そして、そこの子をもつ親たちは言っていました。


子供に教育を受けさせられないから、
このスラムのサイクルからは抜け出せないと。




この番組を見ながら、
自分のやっている教育という仕事について考えていました。



子供たちに本当に教えるべきことって何だろうかと。



希望や夢をもったり、明るい未来を想像したり、
そのためにどうしたら良いかを考えたり、
命令されないと動けない生き方ではなく、
もっと人間らしく生きることができる力を与えること。



与えるといったら変ですね。
育むこと。


そんな気がしています。


今は塾の先生をしているので、
教科中心になっています。



教科だけになってしまえば、
この思いは空しく消えていきます。



だから、子供たちには毎回勉強以外にも大切になることを
伝えるようにしています。



人生は1回だけです。


日本人というかなり恵まれた国に生まれた自分たちは、
スラム街で暮らすような人たちより、
夢をかなえやすい、希望をもちやすい環境に生きています。



そのアドバンテージを生かすのか、
無駄にするのか。



アドバンテージを最大限に使ってもらえるよう、
微力ながら子供たちの生きる力を高めて行けたらと思います。



また、それにふさわしい自分でいなければな
って思う日々です。


まだまだダメダメで、自分なんて課題だらけです。
道のりは遠い。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿