2018年10月10日水曜日

【タイでバイクの免許を取得する】2日目バイク運転実技試験


【タイでバイクの免許を取得する】
2日目は実技試験です。


午前8時過ぎに実技試験場に到着。
タイのドライバーライセンス取得の実技試験会場

すると1日目で一緒に苦痛の時間を味わった白人がいました。
タイでバイク免許取得【道路交通法テスト編】


同志ということで、お互い昨日のことを振り返り。

近くのフードコート前で一緒に座り、
昨日のこと、これからの試験のことで
ちょっと心が通い合った気がしました。

国籍は違っても、同じ苦渋を経験すると、
お互いが気持ちを伝えあいたいから、
わかってほしいという思いやりをもっての会話になる。
結果、妙に意思疎通がうまくいきます。

で、意思疎通がうまくいくから、
軽い友情のようなものも芽生えてくるから不思議ですw


午前8時になって、ゲートが開いたので集合。

担当のおばちゃんが早口でまくし立ててきます。
昨日の結果やパスポートコピーがある書類を受け取り、
名簿にサインをする。


で、バイクをもっている人はもってこいとのこと。


自分もバイクで来ていたんで
バイクを実技会場に移動する。
タイバイク免許取得の実技試験会場

もうこの時点で変なんですけどね。
免許が切れているのに自分のバイクの人多数・・・(^-^;

すると、試験についておばちゃんが説明し始めます。


!?


超早口なタイ語。
超が付くレベルです(^-^;

ちょっと距離があるのにこれはやばいです。
慌てて近くに寄って話に集中。

あそことあそこと・・・足をついて止まりなさい。
3秒数えること。
出発しないと後ろに迷惑だからね。
足をつかなかったら失格。終わり。
ウィンカー出さないと失格。終わり。

そんなことを超早口で。

白人も目を丸くしていました。
説明してあげたかったんですが、
自分も集中していないと聞き漏らすんで、
とにかく集中。


で、書類をもう一回違う担当官に渡して、
バイクにまたがりスタンバイ。

軽く白人の人とお互いの知識を埋め合わせをします。


とにかく前の人のを見ておくことが大切。

見ていたら流れはわかります。


自分の番が来ました。


スタート場所に停止線があるんで、
まずはそこで止まる。
ウィンカーを出して出発。


すぐに右折です。

右折してちょっと進むと停止線。
足をついて止まる。

で、スタート。
軽いカーブの道を進むと坂道。
坂の頂上付近で停止線。
止まります。

で、スタート。

・・・。てか誰も俺のこと見てないな・・・

そんなことは気にせず、
進むと停止線。
止まります。


で、ジグザグ走行の場所に。
ここでやっと担当官が見ていますw

ジグザグ走行で足をついてはいけません。


そのまま一本橋があります。

自分はここで迷いました。

一本橋に行く前に止まって足をつくべきか、
つかないべきか。

でも観察していると停止線もないし、
信号もないので、余計なことをせずに
そのまま突入することに。

けっこう狭いことと、
おばちゃんが正面から見ているプレッシャーがあります。


しかも脳裏には、
「足をついたら不合格。試験は3日後」
なんておばちゃんの話もよぎるので、
ちょい慎重になります。


ふらつきそうになったんで、
軽くアクセルをふかして立て直し、
無事渡り終えました。

そのまま足をつかずUターンして、
実技試験場の外へ。

で、はじめきた場所に駐車。

会場に戻ると、小屋の脇で待っていろとのこと。
先に走り終えた人がいて、
軽く笑顔でお互いの健闘を称えあいます。


変な汗をかいて待っていると、
続々と戻ってきます。


白人も戻ってきました。
微妙な笑顔でお互いの労をねぎらいあいました。


ちょっと待ち時間が長かったんで、
白人に話しかけました。


「一本橋の前で足をつくかつかないかで一瞬迷ったよ。」と。

すると、意外な言葉が白人の口から。

「俺、橋で足一回ついちゃった・・・」


「・・・。」


微妙な空気が流れました。

というのも、
おばちゃんが足をついたら不合格ね。
と事前に言っていたからです。


なんと言葉をかけてよいものやら。


白人も黒いおしゃれなベスパで来ていて、
絶対にミスするレベルの技術ではないはず。

きっとおばちゃんの早口タイ語と
一本橋で正面から見つめるプレッシャーにやられたんでしょう。


建物脇の窓が開き、
何名か名前を呼ばれています。


すると、自分の名が呼ばれ、
さっき渡した書類を返されます。

「1階のカウンターへ行け。」

たったこの一言だけ。


とりあえず、書類をもって1階カウンターへ向かいます。
白人には「お先に」と声をかけました。
全員、カウンターに行って、
そこで結果がわかるのかな?
と考えていたからです。


歩きながら、同じ試験を受けていたタイの人に聞いてみると、
受かっているよ!とガッツポーズ。


そうだったんだぁ。
とここでホッと一息。安堵。
力が抜けました。


カウンターに行くと番号チケットを渡されます。


J0123


電光掲示板を見ると63番・・・


タイの人と顔を見合わせ、苦笑い。
とりあえず、自分は番号の進み具合を見てから
休憩すると一緒に受けていたタイの人に伝えてみていると、
番号の進みは遅い。


ということで、フードコート近くにあるカフェへ。
アイスカフェモカ55Bで1人祝杯です。


ちょっとだけ店で休憩して、
いちおう、番号が進んでいたら怖いので
カウンターに戻ります。


思っていた以上に番号の進みは速くて、
ちょっと座って待っていたら番号が来ました。

写真を撮って、305Bを払って、
すぐに免許証ができました。

嬉しいことでしたが、
結局、あの白人は来ませんでした。


ということは不合格だったんですね。。。
なんだか寂しい思いがしました。
ちょっとした時間でしたが、心の交流があり、
軽い同志のような気持ちが芽生えていたんだなと。


まだ午前10時過ぎだったんで、
家に戻り、仕事の続きを少々。


そして、お決まりの喫茶店で読書と昼ご飯購入。

すかいらーくの弁当60Bです。

午後から通常業務に戻り、無事に1日を終えました。



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