2018年7月6日金曜日

スマホの無い時代「地下鉄サリン事件」の日の話

空を見上げると虹。
バンコクの空で見るのは何年ぶりでしょうか。
虹1つで気分は晴れ渡ります。


ニュースを見ると、
オウム真理教の元教祖と信者の死刑が執行されたとのこと。


それに伴ってニュースでは
地下鉄サリン事件を扱っていました。


1995年。
今から23年前。

自分は17歳。
高校2年生だったかな。


朝、通学のときに渋谷駅に着いた東横線。


駅のホームに着くころに窓から飛び込んできた
非日常的な混み具合。

ドアが開いてもホームに人があふれていて、
周囲が騒然としていたことを思い出します。


人を押し分け、少しずつ進む。
サラリーマンの眉間には険しい皺が。
高い湿気。こすれあう背広と制服。
ぶつかるカバン。
何とか渋谷駅を抜けて、井の頭線に。


いったい何事だったんだろう・・・
と思いながら一気に空いた井の頭線で学校へ行く。
学生の間で飛び交う噂。


なんかテロがあったらしいよ。
人が死んだらしいよ。


今ならTwitterですぐに何があったかわかりますよね。
当時はスマートフォンが無いから、
今みたいにすぐにニュースが手に入らない時代。


噂だけが先行する中、
職員室でニュースを見た先生から
地下鉄でテロがあったらしいという情報を手に入れ、
そわそわした気持ちで通常の高校生活に入った記憶があります。


本当に懐かしいです。


地下鉄サリン事件では13人が亡くなり、
6000人以上が身心にダメージを負ったとのこと。


改めてご冥福をお祈りします。
それにしても
朝から死刑死刑・・・残り何人の死刑は・・・
と耳にするのも気持ちが良いものではありませんね。


また、追加ニュースとして、
麻原彰晃死刑囚の三女松本麗華さんのTwitterに
誹謗中傷のコメントがあふれているとのこと。


見てみたところ、
確かにありました。
それを消そうとしている人々も。


松本麗華さんって普通の生活をしている人。
誹謗中傷って・・・