自分はどうも整理整頓が苦手で、
机の上が散らかる傾向がありました。
少しずつ改善していったんですが、
もっと整理整頓ができる状態を目指していました。
そんなとき、知識、技術が足りないかもと思い、
近マリさんの「人生がときめく片づけの魔法」や
やましたひでこさんの「断捨離」を読んでみたりしました。
売れるだけあって
とても役に立った本でしたが、
実はこの本の前に買って読み、
掃除の価値について深く納得した本がこれです。
10秒朝そうじの習慣~人生を劇的に変える最強メソッド~(今村暁さん)
今村さんの本は教育書として数冊持っていて、
机上の空論ではなく、実践的な面があって
好んで読んでいました。
で、整理整頓が苦手だと悩んでいたときに
この本に出会ったので即買いました。
この本を読んで
何が良かったかというと、
掃除することに対する意味付けが
はっきりしていることです。
掃除の意味づけがわかるということは
なぜ掃除しなければならないのか?
ということが腑に落ちる状態になります。
なぜ掃除しなければならないか?
が腑に落ちるなら
後は行動するのみの状態です。
他にも整理整頓の本は読んだんですが、
テクニック論が書いてある本は
役立つのは役立つんですが、
掃除をなぜするのかに踏み込んでいないんで、
行動のモチベーションが上がらないんですよね。
でも、この本はモチベーションは確実にあげてくれますし、
さらに、親であれば子どもに掃除させようと
確実に思うはずです。
掃除ができないとは、
どのような大人になるのか?
がはっきり理解できます。
なので、
そのまま掃除下手な状態で子どもを
ほったらかしにする気持ちには
ならなくなるはずです。
10秒朝そうじとか、
人生を劇的に変えるメソッドなんて言葉は
ちょっと胡散臭いですが、
出版物なんで、題名が多少誇張されるのは
仕方が無いことです。
でも、読んでもらえばわかりますが、
10秒朝そうじという言葉にも意図があります。
そして、本を読んで人生が劇的に変わった人は
必ずいると思いますので、
実は誇張じゃないのかな?
とも思いますね。
正直、自分もこの本がきっかけで、
断捨離や、人生がときめく片づけの魔法
を買うほどの意識が高まりましたから、
人生が(劇的?かはわかりませんが)
変わった1人に入るわけです。
本をあまり読まない人にもおすすめです。
イラストもふんだんに使われているのでイメージしやすいです。
さらに、平易な語り口で書かれているんで読みやすい。
大切なことを切り口を変えて何回も語ってくれるんで、
頭に定着しやすい。
具体例が要所要所のっているんで、
机上の空論ではなくて
自分もやろうと思わせてくれます。
掃除が苦手だけど、
掃除ができるようになりたいという方や、
掃除をすることと、人生にどんな関係があるのかを
しっかり納得したい人にお奨めな本です。
興味がわいた人はこちらから
他の方が書いたアマゾンレビューを読んでみてください。
高評価が多いですので。
⇒10秒朝そうじの習慣