2017年4月6日木曜日

自由に生きる光景があるバンコク

バンコクで暮らしていると、
こんなのどかな光景を見ることができます。

見えますか?
車のボンネットの上に鶏が飛び乗っています。

この鶏はバイクタクシーの待合所で
運転手達がペットとして飼っているんです。

そして、さらに面白いことがあります。

私がほぼ毎日通う喫茶店では、
よくオカマさんの店員がレジをしているんですが、
私が行くと、
「奇跡MAA LEEW」
と猫なで声で言うんですよ。
「奇跡が来た」
という意味です。


ここまでおおっぴろげに言うと
もうお笑いレベルで、
私も周りの客も、珈琲を作ってくれる人も
みんなで笑ってしまうんです。


でも、自分でも自分は歳をとったのかなって
この瞬間に感じるんです。


というのも若いころだったら、
こんなことは恥ずかしくて絶対に嫌だったと思います。


不思議と今は、気にならなくなって、
受け流すというか、
その状況を楽しめるようになってきました。


心に余裕が生まれたのかな。


余裕がなくて
自意識過剰なときは拒絶していたはずだから。


そもそも日本で生活していたら、
あからさまなオカマさんが店員をしているってことすら
あり得ないことですよね。


さらに、大きい猫なで声で
お客さんに絡むってのも無しですよね。

このオカマさんの店員は
暇なときは、店内放送に合わせて歌っていますW

日本では、店員がお客がいるとき
座ってもいいのか?
なんて話題が議論されているくらいだから
あり得ないことですね。

タイ、バンコクで生活していると
自然と肩の力が緩むのは
鶏だったり、オカマさんだったり、
自由に生きている姿を見ることができるからでしょうね。