2016年12月27日火曜日
SMAP謝罪会見とSMAP×SMAPの最終回【スッキリしない!】
タイにいると日本のテレビを基本的にリアルタイムで見られません。
たぶん違法なんでしょうが、
いろいろと見る方法もあります。
⇒タイで日本のテレビを格安で見る方法
でも、リアルタイムで見られなかったので
YOUTUBEで「SMAP×SMAP」の最終回で
SMAPが「世界に一つだけの花」を歌う動画を見ました。
胸が熱くなりました。
SMAPと共に成長した香取慎吾と自分は同じ年です。
自分が丁度思春期のころ、
夢がモリモリから成長してきたSMAPは画面の前に当たり前に
存在し続けたグループでした。
すごくファン!というわけでもなくても、
もうファンという枠を越えて、
国民的なスターだった日本には当たり前に存在するグループ。
空気のようにいて当たり前の存在であり、
重要な存在。
いなくなるとわかり初めてその存在の大きさを
胸が熱くなることで再確認しました。
ただ、終わり方が寂し過ぎます。
世界に一つだけの花を歌って、
深々と礼をする。
無言で。
なんか謝罪会見とダブってしまいました。
泣き崩れ、
独り後ろを向いて列から離れたところで
涙をぬぐう中居さんの姿も
何か言いたくても言えないものがあったように感じました。
涙するメンバーがいるのに稲垣さん以外は、
正面を向き、目を閉じ、
そのことには気づかない。
涙するリーダーの元に誰一人集まろうとしない
ただただスタッフの拍手だけが渇いて響く無言の状態。
あれだけいろいろ乗り越えてきた
SMAPという国民的なグループの終わり方
としては、かなり物寂しいものを感じました。
映画のSEVENを見たときの衝撃のような、
心がスッキリしない状態のまま。
メンバーの空虚な心が
見ているこちらにも空虚を生み、
ただただ、胸がちょっと痛く、熱く、
見入ってしまいました。
終わったんだな。
あの状態を見ると
そう思わざるを得ません。
でも、メンバー自身がスッキリとした終わり方ができなかったことが
悔しかったのだと思います。
自分ですらこれだけの気持ちになったのだから、
SMAPファンだった人たちの気持ちは
もっともっと悶々としたものなんじゃないかな。
これで終わりだなんて
ファンの人たちは辛すぎるでしょう。
ジャニーズ事務所のお陰でここまで大きくなれたSMAPです。
でも、ジャニーズ事務所を引っ張ってきたのもSMAPです。
終わり方をもっと綺麗にしてあげることはできなかったのでしょうか。
虚無感が強いSMAP×SMAPの最終回でした。