2016年10月14日金曜日

偉大なるタイのプミポン国王崩御|在位70年


タイに来て10年以上。



タイ在住年数が増えるに従い、
この日が来るかもしれないこと、
必ず来るだろうという思いは
強くなる一方だった。



そして、その日が現実となってしまった。



2016年10月13日。
プミポン国王の崩御



自分は日本人だけど、
長くタイに住んでいると
プミポン国王の偉業について
自然と耳にしていた。



が、断片的に耳にする偉業よりも
タイの人たちが国王を愛する様子を見ていたら
どれだけ偉大な国王かがより肌に染みてわかる。



言葉より確実に伝わるものがあったし、
そっちの方がよりリアルだった。



テレビでは数チャンネル回してみたけど
プミポン国王の過去の映像がずっと流れている。


タイのプミポン国王


嫌われる理由なんて塵1つもない。
愛される理由は語りつくせない
当然の偉大な国王です。




人が亡くなると、その人がどれほど大切だったか気付くという。
最初から大切さがわかっている人が亡くなれば、
気付きの重さはただただ重過ぎる。



在位70年ということは
ほとんどの人にとって今回のことは
初めての体験となる。



これからタイに何が起るのか。
そんなことはわからない。
何かしらの覚悟はしておく必要もあるかもしれない。




ただ、そんなことを考える余地も与えないほど
深く深く愛されるプミポン国王のご崩御は
タイ国民をただただ悲しみへ・・・


いや、自分も含め、タイを愛する人々を
深い悲しみへ・・・


ご冥福をお祈りすると共に
タイの平和を願ってやみません。



いやぁ、日本人であっても
さすがに悲しいな。