2016年10月12日水曜日

タイ人の仕事ぶりにイライラする自分【許す】

タイ人、日本人と一括りにして語ることは
あまり好きなことじゃないけど、
タイ人の仕事に対する取り組み方に
イラッとしてしまう自分に気づくことが多い。


ただ、どの程度の教育を受けてきたかで
大きく仕事への取り組み方ってものは変わるんだろうけど、
ここでは狭い話だけどコンドミニアムに限定。


タイのコンドミニアムにはオフィスがあって、
そこにはマネージャーと言われる
ちょっとした管理職みたいなものがある。


そのマネージャーなんだが、
仕事の仕方がどうも気にくわないわけです。


自分も仕事柄、午前中から午後にかけて
家で仕事をしていて、
お昼を買いに行ったり、
午後には息子のお迎えだったりと外出することが多い。


そのタイミングでマネージャーが携帯をいじりながら
煙草をふかしている姿を良く目にするわけです。


このベストタイミングで煙草を吸っているわけじゃなく、
きっともっともっと油を売っていて、
その中の何回かに自分が遭遇しているはず。


別にコンドミニアムがびしっと決まっていたら
文句もないんだけど、
まだまだ完璧とは程遠いほど粗が目立つから
イライラするわけです。


マンションの修理工に
自分のバイクをいじらせている。
勤務時間内に・・・


掃除も行き届いていない。


長い間壊れたままのところもある。


掃除が行き届いていないのは
掃除のおばちゃんたちが
談話しながら自分の持ち回りだけ
とっとと済ましてのんびりしているからだろう。


マネージャーがそんな状態だから
部下もタバコを吹かして休憩している姿を
時々見かける。


煙草吸ってないで
コンド内をもっと歩いて
改善点をメモれ!
オフィスに戻ったら
1つずつ対策を練れ!


と、内心考えながら
1人勝手にイライラしてしまっている。


文句でも言えばいいもんだけど、
ずっと住んでいる手前、
ことを荒立てるほどの思いの強さもない。


で、ついついイライラが表情に出てしまっている自分に気づく。


きっと相手にも伝わっているだろう。


険しい顔した日本人が
歩いていてなんか感じ悪いなと
思っているかもしれませんね。


が、徐々に思いが変わっている自分も
同時に存在しています。


まず、ここはタイであって
日本じゃないということ。


タイに日本を求めるな。



日本の仕事の基準が固定観念で
自分にこびりついていいます。


仕事というのは「こうでなければならない!」
という過労死をするお国柄の考え。


本当にそれがベストなんだろうかと
ちょっと迷う自分がいる。


仕事ってのは
もちろん責任をもって
ベストを尽くすべきだろうけど、
それは自分自身がそうであって
他人にまで自分と同じ基準を求めるのは
どうなのかなということ。


自分がこうでなければならない
と思い込んでいるから
他人に対しても
自分と同じ基準を求めて
イライラしてしまっているわけです。


人生は長距離走。
ちょっと他人のことも自分のことも
許してあげる必要があるのかな
なんて考えるのは歳のせいだろうか。


また、超高級コンドミニアムにでも住んでいれば
こんなことはないのかもしれない。


超高級コンドミニアムに住んでいないのは
自分の選択。


だったらそれに見合ったサービスに
満足すべきであって、
もっと高いサービスを求めるなら
もっと高いお金を払って
違うコンドに行けばいい。


そんな考えも浮かんでくる。


日本人は真面目過ぎる。
仕事に対してちょっとストイック過ぎる。


それは海外に出て
特に思うこと。


日本の良さでもあり、
自分を苦しめるもろ刃の剣でもある。


結論が出る話ではないけど、
もっと肩の力を抜いて生きても良いかな?
自分にも他人にも優しく。
精神的に健康。
と最近思うわけです。