2021年3月4日木曜日

タイ人と結婚して生きるということ

自分はタイ人、タイ国籍の妻をもっています。
「もつ」という表現は変なのかな?
妻がいます。


約15年のタイ生活を送っていましたが、
比較的うまくいっている方だと思うし、
同じような家族構成の知人も増えました。


そして今、約15年のタイ生活に区切りをつけ、
日本に戻ってきて単身赴任状態で生活しています。


決断理由は色々ありますが、
その中で、少しだけ同じようにタイ国籍のパートナーを
もつ方の参考になればと思って書いています。


まず、多くのタイ人妻をもつ方は、
自分よりタイ国籍の妻が長生きする前提で生活を組んでいる場合が
多いかと思います。


しかし、決してそうではありません。
当たり前のことですが、
自分も盲点というか、若かったからか、
考えが及んでいませんでした。


全く考えていなかったわけではなく、
少し、時々は考えていました。
でも、リアルではなかったということです。


子どもがいますが、
もし、妻が先になくなったとしたら、
今の生活がどうなるのか?


そこもしっかり考えて、生活設計をしておくべきだと思います。


現地校に通わせている方は、
現地校関連は全てタイ国籍の妻に任せている方が多いでしょう。


タイ国籍の妻と死別したあと、
その子どもたちの学校はどうなるのか。


自営業をされている方なら、
ビザ関連で妻が関わっている場合も多くあるかと思います。


そのビザ関連はどうなるのか。


一軒家を持っている方は、
妻の名義で購入しているなら、
その家はどうなるのか。


病気になったときはどうするか。


また、老後、タイ国籍の妻がいない状態で
一人でタイで生きるのか。


色々と考えておくべきことが山ほどあるかと思います。


若いころは考えなくて良いことも、
歳を重ねてくると、
自分や妻の健康が永遠ではないことを
強烈に考えなければならない日が来ます。


その時、慌てても遅いということもあるかもしれません。


自分が日本で生活をスタートした理由は多々ありますが、
このようなことを考えたことも
一つのきっかけとなっています。


日本で年金を収め、子供たちが巣立ったあと、
全てがすっきりした状態で老後はタイに戻ろうと考えています。


「転ばぬ先の杖」
という言葉がありますが、
今回の自分のブログが少しでも
誰かの気づき、生活設計を見直すきっかけになっているならうれしいです。

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