2019年9月9日月曜日

知能をもった人間は【愚か】で【素晴らしい】

自分も人間なんで人間について語るのも変なことなんですが、
ちょっと最近、人間について考えることがあるんです。


人間は良くも悪くも可能性に満ち溢れていると。



チンパンジー同士が喧嘩するときは、
噛み合ったり、大振りに叩き合ったりして、
勝敗を決めますよね。


そのチンパンジーが知恵を身につけ、
石をつかみ出す。
すると攻撃力が増すことで、
相手に致命傷を与えることができるようになります。


さらに、石を磨き、殺傷能力は増します。


やがて石から銅、金属になり、
気が付けば飛び道具、火薬類、行きつく先は原爆です。


人間が知能が発達していなかったときは、
殺し合うまでやり合う必要はなかったはず。


それが知能があるから、羞恥心が生まれ、
劣等感が生まれ、孤独感が生まれ、
様々な感情が生まれることで、
なぜか同種である人間の命を奪うところまで行ってしまいます。


知能があるがゆえに。


さらに個人間にとどまらず、グループに広がり、
国になり、地域になり、争いは激化するばかり。


富める人がいて、権力を持つ人がいて、
同じような日々を繰り返すだけの人もいて、
様々な人間が地球上で暮らしています。


本来平等であったはずの人間が、知恵があるがために
支配する側とされる側に分かれ、
富めるものと貧しきものに分かれ、
変なプライドで争い合い、
最終的には勝手に燃え尽きる命なのにもかかわらず、
途中で命を奪い合うことまでしています。



人間はせっかく知能があるのに
お互いの命を奪い合い、ののしり合い、
本当に何やってんだろう?って考えることがあるんです。


でも、知能があるがゆえに素晴らしいこともあります。


環境破壊で絶滅しそうな命を救うこともでき、
何かの理由で争いに巻き込まれた人を救うこともできます。


もともと、争わなければいいんですし、
環境も破壊しなければよかったんですけどね(^^;


地球の上でここまで知能をもち、
他の生物を支配下においているような人間ですが、
同種で命を奪い合うところは、
支配している動物以下の行動をしているように見えます。


地球上では知能は上でも生き物レベルとしては、
かなり迷惑をかける厄介者です。


2045年に人工知能が人間を超えるなんて言われていますが、
地球の平和を考えたら、
人類が邪魔なんて判断をされても文句は言えないほど
地球を、他の生き物を、同種を破壊していますね。


自分も42歳になり、いろいろと考えることが増えてきましたが、
よくよく考えると個人レベル、家庭レベルの些末なことが多いです。


残りの時間がどれだけ残っているのかはわかりませんが、
何ができるのだろうか?と考えています。
でも、考えようとしながらも、
日々のやるべきことに追われていると
あっという間に一週間が経ってしまいますね(^^;


毎日通っているTOPSですが、
日曜の夕方になるとどこか寂しい雰囲気が漂っている気がします。


自営業をはじめて日曜の夜の気持ちはずいぶん変わってきました。


月曜に向けて憂鬱になるということが6、7年なくなったことは
大きな変化だと思います。


でも、かつては多くの方と同じように
サザエさんの曲が嫌だったんですよね。


あぁ、日曜が終わってしまう・・・と(^^;


今もかつての自分のように憂鬱な気分を味わっている人もいるんでしょうね・・・


誰もが日曜に次の日が楽しみだと思える生活ができたら
本当によいのでしょうが、
社会というのはそう全員がうまくいくようになっていないところが
厳しいところですよね・・・


歯を食いしばっている人のおかげで社会が回っている
ということの感謝も忘れないようにしなければいけないんですが、
歯を食いしばっている人の中にも、
今からでも「自分だからこそ」というものを見つけることができる人も
いるかもしれませんね。

何歳になっても遅いということはないでしょうし。


そして、自分もまだ何かあるような気がしています。


自分だからこそできることを考えていかなければいけないな・・・


まだ「これだ!」というほどの気持ちには高まっていませんが、
探し続ける意識が大切なんだろうとは思います。
自分がこの世で行動できる限られた時間ですからね。


そんなことを考える日曜の夜でした。
おやすみなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿