2026年11月7日土曜日

サーカス化した最近のプロレスは八百長か否か?

 自分は学生時代に新日本プロレス、全日本プロレスの全盛期を見てきて、

もちろん、そこにどっぷりはまった時期がありました。


アントニオ猪木と長州力の抗争。

闘魂三銃士、維新軍、三沢光晴、小橋建太、川田利明、田上明、スタンハンセンの三冠戦、

永源の唾w


そして、時代は進むと夢にまで見た新日本プロレスと全日本プロレスの

垣根を越えた対抗戦。

プロレスとグレイシー柔術との交わりなど。


とにかく挙げればきりがないほどプロレスを楽しんできました。


まず、プロレスは八百長か?ということだけど、

一部正解だし、一部不正解だと思っています。


永源の唾とか、前座っぽい試合は八百長だと思いますが、

これも客ありきのプロレスだからエンタメとして必要不可欠だと思います。


で、メインを張る人たちの試合も、全体の流れをエンタメとして

客に届けるためには八百長は必要だと思います。

その八百長というのは全部が嘘ということじゃなくて、

勝ち負けのラストは決まっているという感じで。


ただ、試合そのものは、受けの美学というものがあり、

相手の技を受けるという根本があるから楽しめていて、

それが八百長かと言われたら八百長だけど、

これを避けてしまえば、ただの喧嘩。


プロレスとしてのエンタメを満たすことができないと思います。


マジで蹴れば試合はあっという間に終わるし、

それではプロレスにストーリーが生まれない。


蹴りもプロレスとしての蹴りがある。

もちろん素人が受ければ痛いに決まっているけど、

レスラー同市なら、メインディッシュに至るまでの前菜としての蹴りになる。


パワーボムだって、後頭部から落とすことができても、

それをしないからこそ、体力勝負になり、それがゆえにストーリーが生まれる。


そして、多くの部分は、結果が決まっていてない本気の八百長だと思っています。


三沢と小橋の試合。

結果は決まっていないからこそ、ありえない技が生まれる。


場外の花道からのタイガースープレックスなんて、

台本がないからこそ生まれる技。


危険ではあるけど、プロだからこそ、場外のマットにしっかり背中から着地するように技を出すことができる。


それでも頭に衝撃は来るから相当なダメージになる。

プロレスならではの技だと思う。


喧嘩でやるならそんな技受けるわけがないし、

暴れて逃れることだってできる。

受けるほうも本気。


かける方だって、後頭部から落とせば命を奪えるけど、

もちろんそれをしないのがプロレスだし、

だからこそ、エンタメとしてお客を楽しませることができる。


本気だけど、本気じゃない。

その両方を兼ね備えているのがプロレスだと思う。


で、最近のプロレスを時々見て思うこと。


技は進化しているし、身体能力も昔と比べたらかなり上がっている。


でも、まるでサーカスみたいに、お互いの技の応酬が決まっているのが

バレバレで冷めてしまいます。

もちろん、そこで見える身体能力や技の映えはすごいけど、

まるでサルティンバンコ、サーカスを見ているよう。


服装もアメリカのプロレスみたいに派手になって、

個性的になったと言いたいところだけど、

逆に個性が消えているような。


昔は技が今より少なくても、

プロレスなりの本気のぶつかり合いが、

客を熱狂させて、ぎりぎりの武骨な体力勝負に

見ている自分もハラハラした。


シンプルなレスラーパンツのみ。

髪も染めず、髪型も平凡。

だけど、戦い方にその選手の個性が嫌と言うほどにじみ出ていた。


だからこそ、また見たい。

この選手とあの選手が戦ったらどうなってしまうんだろうというドキドキ感。


ハンセンのラリアットなんてシンプルだけど、

いつでるかわからない怖さ。

そして、ラリアットが来る前にサポーターを触るというわかりやすいアピール。

八百長と言われたら確かにそうだ。

サポーターなんて触らず、ふいうちでラリアットすればいい。


そこがエンタメ。触るからこそ、客がついに来た!って熱狂する。

それをギリギリ避けるからこそ、客が沸く。


プロレスは八百長で構わない。

本気の戦いをしていたら成り立たない。

いきなりグーパン始めたら、それはただの喧嘩。

プロレスじゃない。


プロレスの戦い方、プロレスの教科書の中で

お互いが本気を出すから面白い。

それを理解している人が見るから熱狂する。


理解していない人から見れば、ただの八百長。


でも、それでいい。


時々、YouTubeで昔のプロレスを見る。

熱いものが蘇る。


あの頃は戻ってこないけど、

あの試合をリアルタイムで見れた自分は幸せだったと思う。


三沢光晴と川田利明の三冠戦はすごかった。

命を削るほどのプロレスとしてのせめぎ合い。


プロレスは八百長でなければいけない。

でも、サーカス見たいな八百長じゃダメ。

身体能力が見たいわけじゃない。

技の映えを見たいわけじゃない。

イケメンレスラーが見たいわけじゃない。


男と男のぶつかり合い。

熱いストーリーが見たい。


もうそんなプロレスは見られないのかなぁ。。。

寂しい思いがある。

それも時の流れ。無常ですね。

https://x.com/slomode777/status/2114849649802748190?a=zR6DFF-ivkE7_xKE770&s=19

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