2020年10月9日金曜日

整形の是非について

 タイにいると日本以上に整形している女性と出会います。


若かりし頃は整形することに対して良いイメージはなく、

むしろちょっと悪いというか、

なんか他人だけでなく自分すらも騙しているような

イメージというか偏見なようなものをもっていました。


ただ、歳を重ねてくると見方、感じ方が変わってくるもので、

今はあまりマイナスのイメージはもっていません。



というのも、整形する人は

色々な悩みや葛藤を抱え、

長年苦しんできた日々を経て決断したのだと考えているからです。


そこまで考えていない人もいるでしょう。


けど、整形する多くの人が若いころからコンプレックスを抱え、

そのことで深い傷を負っていたり、

日々、苦しみの中で生きていたりしたのかもしれません。



そうであるなら、その深い苦しみのようなものは

自分には到底わかるものではなく、

「整形=悪」

なんて軽々しく言えるわけがないなって思うのです。


決して、その人と同じ立場になることはできないし、

もしかしたら自分だって、

同じ境遇だったら整形したいと考えていたかもしれません。



「整形なんてしなくていいよ」

「コンプレックスを乗り越えろ」的なことを言えるのは、

そこまで深い苦しみを味わっていない自分だからこそ

軽々しく言えるような気がします。



そのような考えがあり、

若いころとは違って整形している人に対しての

マイナスイメージが消えているのです。


本人がしたいなら、それで本人の心が軽くなるなら

別に他人が整形に対してとやかくいう必要はないって思います。


一度しかない人生、自分で考え、

自分で決断したことに対しては自分で責任を背負い、

全ての経験を受け止めながら各々が生きていけばよいのだと思います。


他人がとやかくいう問題ではないと思います。


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